リフォーム工事でトラブル!? 被害を防ぐための対処法


リフォーム工事のトラブルは増えてきているといいます。どのようなトラブルが発生しやすいのでしょうか? ここでは、リフォーム工事に関わるトラブルをご紹介しながら、対処法をお伝えしていきます。リフォームを考えはじめたら、早めに読んでおきましょう。

目次

  1. リフォーム工事で起こりやすいトラブル
  2. 実際にあったトラブル事例
  3. リフォームでのトラブルを防ぐために気をつけること
  4. リフォーム工事でトラブルが発生した場合の相談窓口

1.リフォーム工事で起こりやすいトラブル

1-1.依頼時のイメージと違う

リフォームは契約後にイメージをすり合わせて、それを形にするわけですから、完成したときに想像していた状態ではなかったという問題が起こりやすいと思っておくとよいでしょう。ですから、打ち合わせ時にイメージをきちんとすり合わせておかないといけません。
完成してからイメージが違うという理由で工事をやり直すとなれば、その分の費用はどちらが負担するかというトラブルも起こります。また、このように完成後に工事をやり直すと、たいていの場合、仕上がりに問題があるケースがほとんどです。
だからといって、心配するあまり、口を出し過ぎるのもよくないのが難しいところです。リフォーム業者はプロですから、専門的な知識を持ち合わせています。そのようなプロの意見に素直に耳をかたむけながら、自分の希望をしっかりと伝えていくとよいでしょう。
そして、打ち合わせのときに少しでも疑問に思う点があれば、そのときに確認をしてください。どんな細かいことでも、かまいません。工事が始まってからでは間に合わないこともありますから、早めに納得のいくまで話し合うことが大切です。

1-2.工事期間中の人の出入り

自宅の一部をリフォームする場合は、そこで生活をしながら工事が行われる場合がほとんどです。工事に要する期間は内容によって異なりますが、数週間かかると思ってよいでしょう。その間、不特定多数の人が自宅に出入りするようになります。それだけではなく、工事の音やホコリなどにも耐えなければなりません。人によっては、強いストレスを感じることもあるようです。
また、工事の関係で家具や荷物を移動することも考えられます。その際に部屋や家具が傷ついたり、壊れたりといったトラブルも起こる可能性があるでしょう。それだけでなく、留守中に物が紛失するといったケースもあるようです。
さらに、リフォームの種類によっては足場を組むなど危険をともなう場合もあるでしょう。特に、子供やお年寄りが同居している場合には十分に気をつけてください。

1-3.工事完了時に起こるトラブル

リフォーム工事が終わったら、見積もりや打ち合わせのときの内容と相違がないか、業者と一緒に確認をしてください。工事が完了した後に「ここが違った」などと言い出すのは大きなトラブルの原因となります。細かい部分まで、きちんとチェックしておきましょう。

2.実際にあったトラブル事例

2-1.近隣からクレームがきた

リフォーム工事が近隣トラブルに発展するケースも多くあります。工事中は騒音だけでなく、車や業者の出入りも多くなるのが原因です。外壁塗装などを行う際には、においが気になる人もいらっしゃるでしょう。
リフォーム工事を始める前には、必ず近所へ挨拶まわりをしておいてください。業者も事前に挨拶に行くのが基本となっています。しかし、それとは別にご自分でも菓子折りなどを持参して挨拶をしておくとようでしょう。その際には、工事の期間をきちんと伝え、騒音などで迷惑をかけてしまうことを予めお詫びしておきます。

2-2.追加費用を請求された

悪質なリフォーム業者がいるのも確かです。最初は安い料金を提示するのですが、オプションをつけるように上手に誘導してくる業者もいます。これは料金を引き上げるためであるケースがほとんどでしょう。たいていの場合は、基本コースで十分なのです。
契約をする際には、追加料金が発生しないかということを確認してください。契約後の工事中に、問題があるという指摘をして追加費用を請求してくることもあります。

2-3.訪問販売業者との契約

リフォーム業者のなかには、自宅を突然訪問して工事をすすめるところもあります。不意をつかれて、冷静な判断ができないままに、その場で契約をしてしまう人も多いようです。このようなケースの場合、相場よりも高額なことがあります。
訪問販売でリフォーム業者が来た際には、すぐに契約をすることは避けましょう。まず提案されたリフォームが本当に必要かどうかをじっくりと検討する必要があります。そして、見積もり内容を家族などに相談しながら信頼できる業者であるか判断しなければなりません。
訪問販売により契約を交わした後は、クーリングオフができます。契約書を受け取ってから8日以内という条件もありますので、早めに対処しましょう。

3.リフォームでのトラブルを防ぐために気をつけること

3-1.契約書の内容をしっかりと確認する

見積もりを提出してもらった後には、工事に関する契約書を必ず交わしておいてください。この契約書がないと、工事完了後に見積もり以上の金額を請求されることがあります。また、工事途中で追加工事が必要となることもあるでしょう。その都度、見積もりをもらったうえで、契約書をきちんと交わさなければなりません。口頭だけの確認では、トラブルが起こっても仕方がないでしょう。できる限り書面に残しておくことが重要なのです。

3-2.保証書を確認する

リフォーム工事の場合は、新築する際と違って、工事の保証に関する法的義務がありません。ですから、保証書を発行してもらえるかの確認は忘れずに行いましょう。そして、その保証書が有効となるものであるかのチェックもしっかりとしてください。

3-3.追加工事などを確認する

リフォームで問題となることが多いのが、追加工事や別途工事です。見積もりの際には見つけられなかったところにリフォームが必要とされる場合があります。依頼する側は、契約範囲内で対応してくれると思っていたものの、別途請求されるといったケースがあるのです。このようなトラブルを避けるためにも、工事が始まる前に細かな部分まですり合わせておきましょう。

4.リフォーム工事でトラブルが発生した場合の相談窓口

4-1.住まいるダイヤル

公益財団法人の住宅リフォーム・紛争処理支援センターが開設している「住まいるダイヤル」では、リフォームに関するあらゆる相談を受けつけています。実際にトラブルが起こっていなくても、不安を感じたことを相談してもよいでしょう。技術的な問題も法的な問題も取り扱っています。

4-2.弁護士会

最寄りの弁護士会では、弁護士と建築士に無料で相談できます。ただし、予約が必要ですから、「住まいるダイヤル」で利用したい旨を伝えてください。

4-3.消費生活センター

消費者を保護するための行政機関です。消費生活に関する相談を受け、問題を解決するためにサポートしてくれます。全国にありますから、最寄りの消費生活センターに連絡してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。リフォーム工事によるトラブルを避けるためには、次の点に注意しましょう。

  • 打ち合わせで完成時のイメージをきちんとすり合わせておく
  • リフォーム工事完了時に業者と細かくチェックする
  • リフォーム工事を始める前には、必ず近所へ挨拶まわりをする
  • 契約をする際には、追加料金が発生しないか確認
  • 訪問販売業者との契約には注意
  • 契約書の内容をしっかりと確認する
  • 保証書を確認する
  • 追加工事などを確認する

リフォームを成功させるためには、業者との信頼関係が重要となります。コミュニケーションをしっかりとるように心がけましょう。