クローズド外構とオープン外構の違いを知ろう! メリット・デメリット


家を建てるときや、リフォームをするときに気になるのが「外構」はどうにしようか…ということでしょう。家の印象を大きく左右する外構は、クローズド外構とオープン外構があります。それぞれのメリット、デメリットを紹介しましょう!

目次

  1. クローズド外構とオープン外構とは?
  2. クローズド外構のメリットとデメリット
  3. オープン外構のメリットとデメリット
  4. 外構の選び方
  5. まとめ

1.クローズド外構とオープン外構とは?

住宅を取り巻く、門・カーポート・堀・さく・垣根・樹木など、建物の外にある構造物を「外構」と呼びます。

家を作るときには、建物だけではなく外構も考える必要があるのです。

そして、外構には大きく分けると「クローズド外構」と「オープン外構」があります。

どのような違いがあるのか、ご紹介しましょう。

1-1.クローズド外構とは

クローズド外構は、その名のとおり「閉じられた作り」で、門や塀、堀などで囲み外部からの視線をさえぎった外構のことを指します。

昔から日本でよく見ることができる外構です。

さらに、オープン外構とクローズド外構の両方を取り入れた、セミクローズド外構もあります。

外からの視線をさえぎりたい部分には塀を設け、ほかの人にも見せたいガーデニングや菜園などの部分はオープンにするという方法で、両方のいいところを取り入れた外構です。

1-2.オープン外構とは

オープン外構は、ひと言で表すと、「外に向って開かれた外構」のことです。

門や塀などで家を囲まず、外からも家からもよく見えるのが最大の特徴でしょう。

樹木や花などを配置して、道行く人の目が楽しむ役目も果たします。

オープン外構は、アメリカやヨーロッパのドラマや映画などにひんぱんに登場するタイプ…というと、イメージしやすいでしょう。

2.クローズド外構のメリットとデメリット

背の高い門やフェンス、塀などで家を囲むのがクローズド外構です。

日本では昔からなじみがある外構で、広い庭を持つお金持ちの家などでよく用いられています。

今では、昔風の石塀などもオシャレに変身し、モダンなシャッターやフェンスなども数多く登場しているようです。

2-1.クローズド外構のメリット

  • 重厚で高級な印象…がっちりとした門や塀などは、重厚で高級な雰囲気を演出できます。
  • プライバシーが守れる…囲まれているので、外からの視線を気にすることなく部屋や庭でくつろげます。また、洗濯物や布団なども気にせず干せますし、子供やペットが庭で遊んでいても安心です。庭でバーベキューをしたり、子供をプールで遊ばせたりするときも、道行く人の視線を気にせずに楽しめるでしょう。
  • 防犯対策…頑丈で高さのあるクローズド外構は、簡単に侵入できない印象を与えるので防犯対策になります。

2-2.クローズド外構のデメリット

  • 暗いイメージ…家の周りを囲んでしまうクローズド外構は、プライバシーをしっかりたもてる反面、開放感がないのが難点です。
  • お金がかかる…最初に門やフェンス、塀などを設置するときもお金がかかりますが、定期的にメンテナンスや塗り替えなどをしなければなりません。
  • 防犯対策が難しい…がっちりと囲まれたクローズド外構の家は、逆に泥棒や強盗に目を付けられやすいといわれています。侵入しても塀が周囲から身を隠してくれるのです。誰かが庭に侵入するとすぐにサーチライトが付くなど、セキュリティーシステムは万全に行いましょう。

3.オープン外構のメリット・デメリット

庭やテラス、駐車場などが、そのまま外を歩いている人からも見えるオープン外構のメリット、デメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。

3-1.オープン外構のメリット

  • 開放的…敷地の境界に塀やフェンスがないので、開放的で明るい雰囲気が最大のメリットです。
  • オシャレでモダンなイメージ…芝生や背の低い樹木、季節の花々などを家のデザインに合わせて配置しましょう。オシャレで近代的な雰囲気になります。まるでヨーロッパやアメリカのような家の雰囲気になるので、若い人を中心に人気が高まっているのです。
  • 広く見える…それほど広い庭ではなくても、さえぎるものがないので広く見せることができ、手入れも簡単でしょう。
  • 予算がかからない…デザインにもよりますが、重厚な門やフェンスなどで囲むクローズド外構と比較するとリーズナブルなのも魅力です。
  • 防犯面…あくまでも窓や扉など、建物自体の防犯を強化する必要がありますが、見渡しのよい構造なので泥棒が入りづらくなります。

3-2.オープン外構のデメリット

  • プライバシー対策が難しい…歩いている人から家が丸見えのオープン外構は、部屋の中まで見えるようにはしたくないものです。窓の位置を高くする、窓の前だけに樹木を並べるなど工夫が必要でしょう。人通りが多い道に面している場合は、洗濯物を干す場所は目かくしを設けるなどの工夫も必要です。
  • 建物の防犯設備が必要…オープン外構は、身を隠す場所がないので泥棒が入りづらいといわれています。ただし、不在であることがわかりやすいので、建物そのもののセキュリティーはしっかりとする必要があります。
  • 小さなお子さんやペットは要注意…オープン外構は塀やフェンスがないので開放的です。しかし、小さなお子さんやペットがいるご家庭は注意が必要でしょう。お子さんやペットは、走って道路に飛び出してしまうことが少なくありません。庭で遊ぶときは大人がしっかりと見張るようにしてください。

4.外構の選び方

クローズド外構と、オープン外構を比較してイメージはわかっても、実際に自分で家を建てるとなると、どちらを選んでいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、クローズド外構かオープン外構か選ぶポイントをご紹介しましょう。

4-1.建物のイメージに合わせる

欧米に多い洋風の家にする場合は、塀やフェンスで囲んでしまうとアンバランスな雰囲気になります。

また、和風のクラシックな家に緑の芝生やガーデニングは違和感があるものです。

家のデザインや外装に合わせた外構を選びましょう。

4-2.周囲の環境に合わせる

夜中でも人や車が行き来するような道路沿いに家がある場合、オープン外構だと気になって落ち着きません。

隣近所に家が密集している場合も、プライバシーを保つのが難しくなります。

逆に、周辺の住宅ががオープンな環境なのに、ポツンと自分の家だけクローズド外構にすると、変に目立ってしまうでしょう。

周囲の環境も見てからプランを練ってください。

4-3.セミオープン外構で両方の要素を取り入れる

セミクローズド外構なら、オープン外構とクローズド外構の両方のメリットを取り入れられるでしょう。

たとえば、玄関回りや駐車場の前には、背の低い樹木をあしらいオープンな雰囲気を演出します。

そして、リビングやバスルームなどがあるところは、塀で囲んで外からの視線をさえぎるクローズド外構にするという手段もあるでしょう。

また、お子さんを含めて家族の人数が多い場合は、洗濯物や寝具の数も多いものです。

周囲から丸見えにならないような、洗濯物干し場所も確保したいところでしょう。

どこをオープンにしてどこをクローズにするかは、周囲の環境や家族構成によっても異なります。

工事を依頼する施工会社などとよく話し合ってください。

5.まとめ

いかがでしたか?

外構は家全体の印象を決めるので、慎重に選びたいものです。

クローズド外構にするか、オープン外構にするか、悩ましいところでしょう。

そこで、それぞれのメリットとデメリット、外構を選ぶポイントなどの情報を集めてみました。

  1. クローズド外構とオープン外構とは?
  2. クローズド外構のメリットとデメリット
  3. オープン外構のメリットとデメリット
  4. 外構の選び方

上記のことを参考に、家にぴったり合った快適な外構を選んでください。