増改築やリフォームを成功させるために気をつけたいポイントとは?


家は建てた瞬間から劣化が始まります。
また、家族構成の変化により住んでいた家の使い勝手が悪くなることもあるのです。
家を建て直したり引っ越したりする人もいますが、増改築やリフォームも考えてみてください。
そこで、今回は増改築やリフォームを成功させるポイントをご紹介します。
今は、大規模な増改築やリフォームをする家も珍しくありません。
その反面、不要なリフォームをしてしまったり逆に必要な増改築をしなかったために、家の劣化が早くなったりする場合もあるのです。
家の増改築を考えている方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. 増改築やリフォームって何をするの?
  2. 増改築やリフォームをする際の注意点とは?
  3. 増改築やリフォームを成功させるポイントとは?
  4. おわりに

1.増改築やリフォームって何をするの?

家の増築というのは、新しく部屋を作ったり建物を追加したりすることです。
法律によって制限があり、一定の面積以上の増築をする場合は役所へ届け出が必要になります。
今はDIYで増築をする方もいますが、違法増築にならないように気をつけましょう。
リフォームと改築は、同じ意味で使用されることも多いですが、設備の取り換えなど小規模なものをリフォーム。
家の一部を取り壊し新しく建て替えるなどの大規模なものを、改築と使い分けているところもあります。
前述したように、家は建てた瞬間から劣化が始まるのです。
また、家族構成の変化によって家の間取りが使いにくくなることは、珍しくありません。
ですから、築年数がたった家の多くがリフォームや増改築をするのです。

2.増改築やリフォームをする際の注意点とは?

家の増改築やリフォームは、安くないお金がかかります。また、建物によっては増改築をするとかえって寿命が縮まってしまうものもあるのです。この項では、リフォームをする前に確認するべきことを、ご紹介しましょう。

2-1.法律を確認しよう

増改築をする前に、まずは法律を確認しておきましょう。
家は、好き勝手に建ててよいものではありません。
建ぺい率や容積率も決まってきます。
また、10平方メートル以上を増築する場合は、必ず役所に届け出が必要です(確認申請)。
さらに、自治体が防火地域に指定されている地域には、木造建築が建てられません。
準防火地域に指定されている場合も外壁を耐火構造にするなどの決まりがあるのです。
さらに、増築をした場合は固定資産税なども変わってきます。
このような法律に関することは、工務店に依頼した場合なら代理申請を行ってくれたり説明したりしてくれるでしょう。
しかし、前述したように最近はDIYで増築をする人もいます。
庭が広い場合だと、「庭にログハウスやプレハブを建てよう」と思う人もいるかもしれません。
そのような場合は、必ず役所に相談に行ってください。
知らなかったとはいえ違法建築を行うと、後で大変なことになります。

2-2.耐震性能を確認しよう

改築を行う場合、家の内壁を壊して部屋を広くすることもあります。
しかし、現代の家は壁で屋根を支える構造になっているものも多いのです。
2×4住宅は、代表的な壁で屋根を支えている家になります。
ですから、不用意に壁を壊してしまうと耐震強度が下がることもあるのです。
1981年以降に建てられた日本の家は基本的に、震度6の地震に1度耐えられる強度があります。
しかし、改築の結果耐震強度が弱まれば、震度6未満の地震で大きなダメージを受ける可能性があるのです。

2-3.家の状態を確認しよう

リフォームは、ちまちまと行うよりも一気にやった方がお金は節約できます。
ですから、今年は水回り、来年は床という風にリフォームはせず「床と水回りを一気にリフォーム」という風に行いましょう。
そうすれば、一時的にかかるお金は増えますが一か所ずつリフォームする場合と比べると、安価でリフォームできます。
ですから、「そろそろリフォームを」と考えたら、まずは信頼できる業者に家の状態をチェックしてもらいましょう。
家の状態が分かれば、予算に応じてリフォームをまとめてできます。
なお、リフォームでもローンが組めますし、控除の対象になるのです。
ですから、住宅ローンと同じような感覚でローンを組むことも可能でしょう。

3.増改築やリフォームを成功させるポイントとは?

では、増改築やリフォームを成功させるポイントは何でしょうか?
この項では、その一例をご説明します。

3-1.「今行うと安くなる」といったあおり文句は気をつける

リフォームや増改築にかかる費用は、年間を通してそう変わりありません。
工務店がキャンペーン中であったり、たまたま型落ちの設備の在庫があったりした場合などは、お得に工事ができる場合もあります。
しかし、「今行わないと、これだけ値段が上がります」と契約を迫ってくるような工務店は、利用しない方がよいでしょう。
特に、飛びこみで営業をかけてくる会社には要注意です。

3-2.今でなく、10年後を見据えて工事をする

ケースによっては、増改築に新築と大差ない費用がかかる場合もあります。
しかし、家を新しく建てるよりも、増改築にした方が税金などは優遇されることもあるのです。
また、法律が変わり、取り壊してしまうと同じ広さの家が建てられなくなることもあります。
ですから、「今、暮らしやすい家」を建てることも大切ですが、「10年後も暮らしやすい家」を考えて工事を行うことも必要です。
たとえば、バリアフリーリフォームを行ったり、子ども部屋を作ったりしておけば、10年後でも暮らしやすい家になりやすいでしょう。

3-3.増改築は時間をかけて計画を練ろう

一昔前までは、増改築を重ねた家、というものも珍しくありませんでした。しかし、増改築は何度も行えば家の負担も大きくなります。ですから、入念に計画を練って行いましょう。
「部屋がたりない、じゃあ増築しよう」ではなく、どうすれば、家族全員が満足できる家になるのか、工務店を交えて話し合いをしてください。また、家の中には増改築ができないものもあります。ですから、増改築を考えたらまず工務店に家を診てもらいましょう。

3-4.水回りは移動させないように心がけよう

今は、中古住宅を購入し、大幅リフォームをして住むという方も少なくありません。
しかし、リフォームにも安価でできるものと費用がかかるものがあります。
特に、水回りを異動させるリフォームは、配管の問題もあり費用がかかるのです。
ですから、水回りを移動させるリフォームは、よほどの理由がない限り避けた方がよいでしょう。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回は増改築やリフォームを成功させるポイントや注意点をご紹介しました。
まとめると

  • 築年数がたった家は、リフォームや増改築が必要なケースが多い。
  • 増改築は法律を守り、耐震強度を下げないように行おう。
  • 期間限定の値下げにつられないこと・家の状態を把握しよう。
  • 水回りの移動はできるだけ避けよう。

ということです。
今は、大規模な改築の様子をレポートしたテレビ番組も放映されています。
それを見た人の中には、「うちもこれだけきれいになるなら」と増改築を考えることもあるでしょう。
しかし、増改築は思い付きで行えるほど手軽なものではありません。
リフォームも同じです。数百万円以上もかかることも珍しくありませんので、工務店との相談を重ねましょう。
優良な工務店ならば、時間をかけて相談に乗ってくれます。
逆に、安価で工事するといっておきながら、契約を急ぐような工務店は避けた方がよいでしょう。