古い家の寒さ対策を紹介! 補助金を活用してリフォームする方法も!


「古い家なので寒さ対策をしたい」「リフォームするならどんな方法があるのか?」とお悩みではありませんか? 古い家に住んでいると「冬場の寒さが一番の悩み」という人も多いのではないでしょうか。暖房をつけてもなかなか部屋が暖まらず、困ってしまいますよね。

この記事では、古い家が寒い理由や自分でできる寒さ対策・寒さ対策におすすめのリフォーム方法などを詳しくご紹介しましょう。

  1. 古い家はなぜ寒いのか?
  2. 家が寒いことによる問題点
  3. 自分でできる、古い家の寒さ対策3つ
  4. 寒さ対策としておすすめのリフォーム方法は?
  5. 寒さ対策リフォームで活用できる補助金や減税について
  6. 家の寒さ対策に関するよくある質問

この記事を読むことで、家が寒いことで起こり得る危険や、古い家でも効率的に暖める方法などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.古い家はなぜ寒いのか?

まずは、古い家が寒い原因についてご紹介しましょう。

1-1.断熱材が入っていない・機能していない

30年以上前に建てられた家だと、断熱材が入っていないことも珍しくありません。入っていたとしても、腐敗して剝がれ落ちていたりカビが発生したりしていて、うまく機能していない可能性が高いでしょう。そのため、外気温の影響をそのまま受けてしまい、家の中が寒くなってしまうのです。

1-2.気密性が低く、すき間風が入ってきやすい

気密性の低さも大いに関係しています。経年劣化によってあらゆる場所にすき間が生じ、気密性能が低下してすき間風が入りやすくなるのです。すき間が多いと暖かい空気も屋外に逃げてしまうため、暖房をつけてもなかなか部屋が暖まりにくくなります。

1-3.床暖房が入っていないことが多く、床が冷たい

床が冷たいと足元から体全体が冷え、寒さを感じやすくなります。古い家だと床暖房が入っていないことが多いため、床が氷のように冷たくなることもあるのです。

2.家が寒いことによる問題点

家が寒いとどのような問題が起こるのでしょうか。

2-1.快適に暮らすことができない

まず、寒さが原因で快適な暮らしを送ることができないという問題があります。暖房をガンガンに効かせているリビングだけは暖かくても、一歩廊下に出るとまるで外のように寒い、という家も珍しくないでしょう。「寒いのでトイレに行きたくない」「暖房器具から離れられない」など、生活する上でさまざまな不便さが出てしまいます。

2-2.ヒートショックの危険性も

寒い家では、ヒートショックを起こす危険性についても考えなければなりません。ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動することをいいます。脳卒中や脳梗塞・心筋梗塞などを引き起こす可能性もあるため、十分注意が必要です。特に、寒い脱衣所で服を脱いで湯船につかったとき、ヒートショックを起こす可能性が高いでしょう。高齢者がヒートショックを起こして失神し、浴槽で溺れてしまう事故も珍しくありません。

3.自分でできる、古い家の寒さ対策3つ

古い家の寒さ対策の中で、自分でできるものをご紹介しましょう。

3-1.厚手のカーテンを取り付ける

カーテンには、窓から入ってくる冷気を遮断し、保温性を高める効果があります。薄い素材のカーテンでは保温効果が弱いため、厚手のカーテンを取り付けましょう。また、カーテンのサイズが窓より小さいとすき間から冷気が入ってくるため、窓がすべて隠れる大きさのものを選ぶようにしてください。さらに、暖色系のカーテンを選ぶと見た目も暖かいイメージがあり、おすすめです。

3-2.窓に断熱シートや緩衝材を貼る

窓にあるだけで断熱・遮熱効果があるシートを活用するのもよいでしょう。シートと窓ガラスの間に空気の層ができるため、冷気が入り込むのを防ぐだけでなく、結露対策にも効果的です。「プチプチ」と呼ばれる緩衝材でも代用できるので家にある場合は活用してみるとよいでしょう。

3-3.カーペットの下に保温シートを敷く

床から伝わる冷たさが原因で体感温度が下がってしまうため、床を暖めることを考えましょう。一番よいのは床暖房を入れる方法ですが、簡単にはできないという人も多いと思いますそこで、できるだけ直接床に触れることがないよう、大きめのカーペットや絨毯を敷くことをおすすめします。カーペットの下に保温シートを敷けば、より効果的です。

4.寒さ対策としておすすめのリフォーム方法は?

自分で寒さ対策をしてもあまり効果が出ない場合は、断熱リフォームを検討すべきです。断熱リフォームには、以下のような種類があります。

4-1.壁や屋根

壁や屋根の気密性・断熱性を高めることで、暖房の利きがよくなり、暖かい家にすることができます。骨組みの間や天井裏に断熱材を入れる・断熱効果のある塗料を塗るなど、方法はいくつかあるため、予算に合わせて選ぶとよいでしょう。費用は施工方法によって異なりますが、壁と屋根を全体的に断熱リフォームする場合、300万~500万円前後が相場です。

4-2.床下

冷たい空気は下に行く性質があるため、きちんと断熱されていないと床が冷たくなります。暖房をつけても足元が暖まりにくくなるため、床下の断熱リフォームを検討しましょう。床下の断熱リフォームには、床下から断熱材を入れるだけで済む場合と、床材の張り替えが必要になる場合があります。床材の劣化状況によって選択すべき方法が変わってくるため、業者にしっかり調査してもらいましょう。

4-3.窓

窓の断熱リフォームは、家の気密性・断熱性を向上させる重要なポイントになるでしょう。窓の断熱リフォームには、内窓の取り付けや樹脂サッシへの交換・ペアガラスへの交換などさまざまな方法があります。また、窓自体を交換するか、既存の窓の上から被(かぶ)せるかによって、費用や工期に大きな差が出るため、慎重に検討する必要があるでしょう。

4-4.浴室

浴室の断熱リフォームは、ヒートショックを予防するためにも重要です。在来工法からユニットバスへ交換する以外にも、浴室暖房機の設置や窓の断熱化・床材を樹脂製に交換するなど、さまざまな方法があります。

4-5.玄関の断熱リフォーム

玄関から入ってくるすき間風も、家の中を寒くする原因になります。玄関ドアを断熱性の高いものに交換すれば廊下の寒さも和らぐでしょう。ほとんどの場合、既存の玄関ドアの上から新しいドア枠を被(かぶ)せる方法でリフォームできるため、1日で工事が完了することが多くなっています。

5.寒さ対策リフォームで活用できる補助金や減税について

寒さ対策として行うリフォームでは、補助金や減税が活用できることもあります。

5-1.国や自治体からの補助金について

寒さ対策として行うリフォームは省エネにつながるものなので、国や自治体から補助金を受けられる場合があります。国からの補助金で特に人気なのが「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)」や「次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)」などの制度です。対象になればリフォームにかかる費用の一部が補助されるため、確認してみるとよいでしょう。また、自治体によっては独自で補助金を用意しているところもあります。

5-2.所得税や固定資産税の控除・減額を受けられるケースも

寒さ対策リフォームを行ったことにより、所得税や固定資産税の控除・減額を受けられるケースもあります。両方を併用できる場合もあるため、よりお得に断熱リフォームを行うために、よく調べてみるとよいでしょう。

6.家の寒さ対策に関するよくある質問

「古い家の寒さ対策をしたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.暖房をつけても部分的にしか暖まらないのですが、どうすれば効率的に暖めることができますか?
A.暖房をつけたとき、サーキュレーターを使って空気を循環させることで、室内を効率よく暖めることができるでしょう。

Q.アルミ製の窓枠は断熱性が低いのですか?
A.はい。熱を伝えやすい性質なので外気の冷たさが室内に入ってきやすいのが特徴です。

Q.トイレの寒さ対策としてはどのようなリフォーム方法がありますか?
A.窓がある場合は窓の断熱化がおすすめです。また、暖房便座への交換という方法もあります。

Q.高齢者以外でもヒートショックを起こす可能性はあるのでしょうか?
A.若い人でもヒートショックを起こす可能性はあります。特に、高血圧や糖尿病などの病気を持っている人や、飲酒してからお風呂に入ることが多い人などは注意が必要です。

Q.リフォーム業者選びのポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・無料見積もりや無料相談を受け付けているか・提案力と技術力があるか・アフターフォローがしっかりしているかなどをチェックしましょう。

まとめ

古い家が寒い原因や自分でできる寒さ対策・断熱リフォームの内容などを詳しくご紹介しました。家が古くなると、断熱性の低下やすき間風の入り込みなど、さまざまな問題が起こりやすくなります。冬でも快適に暮らすことができるように、自分の家の寒さ対策について考える必要があるでしょう。ぜひこの記事を参考に、断熱リフォームについても検討してみてください。