洗濯機置き場のリフォームが必要なケースは? 工事内容や注意点なども


洗濯置き場が干す場所と離れていて不便、室内に洗濯置き場を作りたいという方は、洗濯置き場のリフォームを検討するといいでしょう。けれども、いくらかかるのか・どんな工事が必要になるのかなど、悩んでいる方は多いはずです。何のためにリフォームを行うのか目的をハッキリとさせておけば、必要な場所だけリフォームできます。

本記事では、洗濯置き場のリフォームについて詳しく解説しましょう。

  1. 洗濯機置き場のリフォームが必要なケースは?
  2. 洗濯機置き場はどこに作るべきか?
  3. 洗濯機置き場リフォームの工事内容は?
  4. 洗濯機置き場をリフォームする際の注意点
  5. 洗濯機置き場のリフォームに関してよくある質問

この記事を読むことで、洗濯機置き場リフォームの工事内容や注意点などが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.洗濯機置き場のリフォームが必要なケースは?

最初に、洗濯機置き場のリフォームが必要なケースをいくつか紹介します。

1-1.洗濯の動線に不便を感じている

洗濯機置き場と洗濯物を干す場所が離れている場合、洗濯物の量が多いほど大変な作業になってしまいます。基本的に、洗濯機置き場は洗濯物を干す場所との移動を考えるケースがほとんどですが、古い物件などは動線がきちんと確保されていないことがあるでしょう。洗濯物を干すまでの導線に不便を感じているのなら、洗濯機置き場のリフォームをおすすめします。不便なまま洗濯をするよりも思いきってリフォームをしたほうが、ストレスフリーな家事ができるでしょう。洗濯は毎日するものなので、環境を整えたほうが安心できます。

1-2.室内に洗濯機置き場を作りたい

古いアパートやマンションの洗濯機置き場は、屋内ではなく屋外に設置されているケースがあります。屋外に洗濯機置き場があると、洗濯機は雨や砂ぼこりの影響を強く受けてしまうので、壊れやすくなるのがデメリットです。また、洗濯機の音がダイレクトに響いてしまうことから、夜の選択は控えなければなりません。女性の場合は、防犯という面で心配な点もあるでしょう。そんなときこそ、屋内に洗濯機置き場を移動させるリフォームがおすすめです。特に、貸し主にとっては、室内に洗濯機置き場があると入居者を集めやすくなります。

2.洗濯機置き場はどこに作るべきか?

洗濯機置き場をリフォームする場合、どこに作ればいいのでしょうか。

2-1.脱衣所

洗濯機置き場でよくあるのは脱衣所です。最近では、脱衣所に洗濯機専用スペースとして作る新築を多く見かけます。生活感を出したくない・洗濯機を見られたくないという方は、扉付きのスペースにすると外部からシャットアウトできるのでおすすめです。脱衣所に洗濯機置き場を作ることで、汚れた衣類をそのまま洗濯機の中に入れてすぐに洗濯することができます。

2-2.キッチン横のスペース・玄関

1人暮らし用の賃貸マンションやアパートの場合、脱衣所がないところが多いでしょう。そんなときは、キッチン横のスペースに作ることができます。ただし、賃貸物件の場合はスペースをたくさん取れない場合が多いので、事前にサイズをきちんと確認しておかなければなりません。だいたい、640mm×640mmのスペースがあれば、一般的な洗濯機が設置できるでしょう。ほとんどのワンルームや1Kは廊下にキッチンがあり、玄関付近に洗濯機スペースがあります。

2-3.キッチンの下に洗濯機を収納することも

どうしても洗濯機を置くスペースが室内にない場合、キッチンの下に収納できる可能性があります。ただし、通常サイズの洗濯機は入らないので、超小型洗濯機を用意することになるでしょう。超小型洗濯機ならキッチンの下に収納できるため、狭いワンルームでも洗濯機置き場に悩まされることはありません。ただし、キッチンの下に収納するためにはキッチンを加工するか、加工できない場合はキッチンを丸ごと交換し開ければならないというデメリットがあります。洗濯機置き場を作るよりも費用が高くなるでしょう。

3.洗濯機置き場リフォームの工事内容は?

ここでは、洗濯機置き場リフォームの主な工事内容を解説します。

3-1.洗濯機パンの設置

洗濯機置き場のリフォームはさまざまな工事がありますが、中でも手軽にできるのが洗濯機パンの設置です。洗濯機パンとは、洗濯機が置けるようになっている受け皿のような設備で、床に設置するだけという簡単な方法で工事ができます。現在の住宅の多くは、洗濯機パンを設置する方法で洗濯機置き場が設けてあり、洗濯機まわりの手入れが楽になるのが大きなメリットです。洗濯機パンの設置費用はおよそ2万~6万円となっていますが、場合によっては高くなる可能性もあります。

3-2.洗濯機置き場の増設

洗濯機置き場をもう1つ増設するのも、リフォームの1つです。洗濯機置き場を増設する場合は、洗濯パンの本体や設置費用だけでなく、給排水管の接続・コンセントの増設も必要になります。そのため、工事も大がかりなものとなり、費用はおよそ7万~17万円が相場になるでしょう。特に、2階に洗濯機置き場を設置する場合、1階から配管の延長工事をしなければなりません。通常の新設費用より割高になるので注意が必要です。目安となる費用は約10万~20万円になるでしょう。

3-3.極小スペースに洗濯機置き場を作る場合

アパートやマンションといった極小スペースに洗濯機置き場を作る場合、玄関横のクローゼット内・キッチンの収納内部・トイレを洗濯機置き場にリフォームする方法があります。どのくらいのスペースが確保できるのかにもよりますが、洗濯機置き場を作る条件は洗濯パンが置けるかどうかです。洗濯パンが設置できる面積があるなら、極小スペースでも洗濯機置き場を作ることができます。入る場合は約7万~17万円で設置できますが、洗濯パンが入らない場合は洗濯機自体サイズが小さいものを新しく購入しなければなりません。その場合は、工事費用が約6万~15万円、洗濯機本体の費用は別途となります。

3-4.洗濯機を床に据え置くことも可能

洗濯パンが置けなかったり事情があったりする場合は、洗濯機を床に据え置くことも可能です。床に据え置くリフォーム工事では、排水管の穴が床に直接設けられることになります。そのため、工事も配管を設ける作業だけで済むでしょう。工事は簡単で施工期間も短く、費用も節約できるのが大きなメリットです。けれども、マンションやアパートの場合は管理規約に沿わないケースが多く、使われるケースは非常に稀(まれ)といえるでしょう。

4.洗濯機置き場をリフォームする際の注意点

ここでは、洗濯機置き場をリフォームする際の注意点をいくつか紹介します。

4-1.排水トラップは必ず設ける

洗濯機置き場のリフォームを行う際は、必ず排水トラップを設けなければなりません。基本的に、洗濯機置き場の配管工事は必要不可欠となっており、そこで排水トラップと呼ばれる設備を配管部分に設けます。なぜ排水トラップが必要かというと、一時的に水を溜めることによって排水管から上ってくる悪臭が防止できるからです。つまり、排水トラップを設けなければ悪臭がタダ漏(も)れになってしまいます。要望がなくても取りつけられていて当たり前ですが、一部手抜き工事をされて排水トラップが設けられていなかったケースがあるので注意が必要です。

4-2.湿気対策も必要

臭い防止のために排水トラップを設けるのは基本ですが、洗濯機置き場の湿気対策も必要不可欠な工事の1つです。洗濯スペースはどうしても湿気がこもってしまうので、必ず近くに窓か換気扇を設けてください。窓が近くにあればこまめに換気できますし、換気扇を設置することで湿気対策にもなります。また、洗濯機置き場をリフォームするのなら、併せて周囲の壁や床もリフォームしたほうが効率的です。新築でない限り、調湿性のある資材を選ぶと湿気対策として効果を発揮してくれるでしょう。

4-3.アパートやマンションの規約事項を確認する

アパートやマンションといった賃貸物件は、借り主が勝手にリフォームすることを禁じているケースがほとんどです。契約する際に規約事項にも、勝手にリフォーム等をしてはいけないと記載されていると思います。借り主が勝手にリフォームをしてしまうと、違約金を支払うことになるので注意してください。洗濯機置き場のリフォームをしたいのなら、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。アパートやマンションは配水管の位置を変えることができないため、リフォームの範囲が決まっているのが難点です。

4-4.悪徳業者に要注意!

前述したように、リフォーム工事で手抜きされるトラブルが続出しているので業者選びには注意が必要です。特に、きちんと排水トラップを設けていなかったり、洗濯機用水栓が不適切だったりすると水漏れが発生する恐れがあります。実際に、悪徳業者の手抜き工事に引っかかり、再びリフォーム工事をしなければならなくなったという事例もあるのです。後悔しないためにも、悪徳業者を見極め、信用できる業者を選ぶ必要があります。

5.洗濯機置き場のリフォームに関してよくある質問

洗濯機置き場のリフォームに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.洗濯機パンを設置しないとどうなるのか?
A.万が一の水漏れに対処できず、床への漏水につながる可能性があります。そもそも洗濯機パンは、洗濯機と排水管を接続して、水漏れが起きても床への漏水を防ぐ役割を担っているものです。絶対に必要というわけではありませんが、あるに越したことはありません。また、洗濯機パンは漏水を防ぐだけでなく、結露水対策にもなります。洗濯機の部品は金属性が使われているので結露が発生しやすく、その水を受け止めるための役割も担っているのです。

Q.場所は変えずに改修できるのか?
A.既存の洗濯機置き場があった場所のまま改修することも可能です。洗濯機パンの交換だけで作業が済むため、比較的安価で簡単に工事を行うことができるでしょう。ただし、注意しておきたいのは給排水に関する設備です。給排水に関する設備がそのままで問題なければ、場所を変えずに改修できます。けれども、問題がある場合は給排水の工事も行う必要があるかもしれません。

Q.施工期間はどのくらいかかるのか?
A.一般的に、洗濯機置き場のリフォームは1日で済むケースが多いでしょう。洗濯機パンだけの交換なら数時間で終わることもあります。ただし、屋外から屋内に洗濯機置き場を移動させたり、排水管の工事が必要になったりする場合は、1日以上かかる可能性もあるでしょう。工事中は洗濯機を使うことができないため、工事前に施工期間も確認したほうが安心です。

Q.緊急止水付とは?
A.洗濯機の使用する洗濯機用水栓の1つです。さまざまな種類がありますが、緊急止水付を設置することで、給水配管のホースが抜けたときに水を自動で止めてくれます。洗濯機の水漏れで怖いのは排水だけではなく、給水配管のホースが抜けて水漏れする可能性も十分にあり得るのです。だからこそ、緊急止水付を設置することで万が一のときでも水漏れを防ぐことができます。

Q.リフォーム業者を選ぶ際のポイントは?
A.どのリフォーム業者に依頼したらいいのか分からなくなるときは、以下のポイントに注目するといいでしょう。

  • 水まわりのリフォーム実績があるか
  • 実際に施工した事例がホームページ等に掲載されているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
  • 口コミや評判がいいか
  • どのような質問でも分かりやすく答えてくれるか
  • 要望を受け入れつつも最適なリフォームプランを提案してくれるか
  • 見積書の内容が細かく記載されているか

静岡県を中心にリフォーム業を行っている藤ノ家では、無料相談を受けつけています。洗濯機置き場のリフォーム等でお悩みの方は、ぜひ1度ご相談ください。

まとめ

洗濯機が原因で配管詰まりを起こしたり、動線が不便に感じたりするときに、おすすめしたいのが洗濯機置き場のリフォームです。リフォームといっても幅広い工事があり、移設して新しく洗濯置き場を作る場合は、給排水設備の移動が伴うので工事が大がかりになる可能性があります。リフォームを依頼する際は、目的をハッキリさせることが大切です。また、できるだけリフォーム実績がある業者に依頼するのも大切なポイントとなります。