知っておくべき床下の湿気対策! これでジメジメ床下とおさらばしよう!

床下の過湿状態はとても危ないことであることを多くの方は知らないようです。
床下がジメジメしていると、床下や一階の押し入れなどの暗い場所でカビが発生しやすくなりますし、それだけならまだしも、家を支える上で大事な『床』や『柱』そのものを腐朽させる事もあるんです。
もしそうなれば、地震が発生した時などの不安も出てきますよね。
そこで今回は、安心して暮らせるために知っておきたい床下の湿気対策についてご紹介します!

床下の湿気対策その1.床下換気扇を設置する!

床下に湿気が籠もる大きな原因は換気性が悪いことがあります。お風呂場が換気をしないと直ぐにカビが生えてきてしまうように、床下も換気をしなければ湿気が溜まり、カビや腐朽などが起きてしまうのです。そうさせないために換気が重要なのですが、お風呂場のように簡単に換気できませんよね。

そんな床下の換気を良くするためには、専用の『換気扇』を設置することが効果的です。工務店などに依頼することも可能ですが、ホームセンターなどで買ってくれば自分で設置できるようです。

床下の湿気対策その2.防湿シートと乾燥砂を敷く!

床下が普通の地面である場合、地下からの湿気によって床下がジメジメしてしまうことが多いようです。夏場などはそれに加えて外気も湿っていますから尚更ですよね。それを防ぐ、最もポピュラーな方法こそこのコンボです。

まずは床下の地面に乾燥砂、その上に湿気を踏査ない防湿シートを敷き詰め、その上から更に乾燥砂で覆います。要は防湿シートを乾燥砂で挟んだサンドイッチ状態にするのです。

勿論工務店等の業者にやって貰うのが確実ですが、これも自分でやることが出来るので、試してみては如何でしょうか。

床下の湿気対策その3.床下調湿炭を取り入れる!

上で防湿シートと乾燥砂のコンボをご紹介しましたが、更に床下調湿炭も効果があるようです。

調湿炭のみだと直ぐに炭内の水分量が飽和しまい、むしろそのまま湿気を保有してジメジメの原因になる事もあるようですが、上のコンボの砂を調湿炭に置き換えることで大きな効果が期待できるようです。

ただし、一つ注意して欲しいのは備長炭等の料理に使う炭を使っても効果がないことです。面倒臭がらず、専用の調湿炭を敷いてくださいね。

床下の湿気対策その4.防湿コンクリートの打設

ここまでは既に建築した後の『リフォーム方法』でしたが、最後にご紹介するのは新築時に取り入れたい防湿対策です。

防湿コンクリートと言っても特殊な素材で出来ているわけではなく、防湿目的で床下基礎に打設される『厚さ6センチ以上のコンクリート層』の事を差します。

ただし、この方法は原則として新築時の防湿対策で、後からリフォーム等で打設するのはあまり現実的ではありません。もしもこれからマイホームをご購入なさる予定の方は十分に注意してくださいね

床下の湿気対策まとめ

如何でしたか?

今回は床下の湿気対策についてご紹介致しました。

  • 床下換気扇の設置
  • 防湿シートと乾燥砂の敷設
  • 床下調湿炭の敷設
  • 防湿コンクリートの打設

これらの方法は既に実績があり、効果の高さも期待できる物ばかり。是非湿気対策の際には参考にしてみてくださいね!

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