屋根棟の修理方法や費用を紹介! 修理を依頼する際の注意点も解説


屋根棟は雨水の浸入を防ぐ役割を担っているため、劣化して機能が働かなくなると雨漏りの原因になってしまいます。しかし、どのような状態が劣化サインなのか、修理が必要なケースなど、屋根棟の修理方法や費用について悩んでいる方は多いでしょう。劣化の初期段階でしっかりと対処すれば、費用も最小限に抑えることができます。

そこで、本記事では、屋根棟の修理が必要なケースや修理方法などを解説しましょう。

  1. 屋根棟とは?
  2. 屋根棟の修理が必要なケースは?
  3. 屋根棟の修理方法や費用を紹介
  4. 屋根棟の修理を依頼する際の注意点
  5. 低コストリフォームの藤ノ家
  6. 屋根棟の修理に関してよくある質問

この記事を読むことで、屋根棟の修理費用や業者へ依頼する際の注意点も分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.屋根棟とは?

まずは、屋根棟がどのようなところなのか、基本情報をチェックしておきましょう。

1-1.屋根の水平な部分

屋根棟を簡単に説明すると、屋根の頂上にある水平部分です。傾斜のある屋根面が2つある場合、合わさる場所が屋根棟となります。スレート屋根の場合は、屋根の棟に棟板金(むねばんきん)と呼ばれる金属の板が刺さっていると思いますが、この部分が屋根棟です。屋根材によって屋根棟の形式が異なることを覚えておきましょう。

1-2.雨水の浸入を防ぐ

屋根棟は雨水の浸入を防ぐために必要な部分です。屋根は太陽の紫外線や雨風の影響を直接受けるところですので、雨が降った際には屋根に大量の雨が降り注ぎます。屋根の境界部分はすき間が生まれやすい場所でもあるため、その繋ぎ目部分を屋根棟でしっかりと覆い固定しなければなりません。そうすることで雨水の浸入が防止できるというわけです。

2.屋根棟の修理が必要なケースは?

ここでは、屋根棟の修理が必要なケースをいくつか紹介します。

2-1.約15年おきにメンテナンス

金属屋根・スレート屋根の場合、棟板金のメンテナンスは約15年おきが目安だといわれています。その時期になると、固定するための釘が甘くなってきたり、板金そのものが腐食したりしてしまうからです。特に、棟板金がめくれている・吹き飛んでなくなっている場合は早急に修理する必要があります。そのまま放置すると屋根から雨水が浸入し、雨漏りが発生してしまうでしょう。雨漏りが発生すれば健材が腐ってしまうので注意が必要です。

2-2.瓦棟は約20~30年おきがベスト!

和瓦や洋瓦の屋根棟を棟瓦といいますが、このメンテナンスは約20~30年おきがベストだといわれています。瓦屋根はほかの屋根材よりも寿命が長く耐久性に優れているため、メンテナンス頻度は少なめです。ただし、棟瓦が崩れてしまっていたり、瓦が吹き飛んでしまったりしている場合は早めに修理を行わなければなりません。状態が悪化すると雨漏りが発生し、瓦と下地をすべて交換する必要があります。

2-3.気をつけておきたい劣化症状

以下のような症状が起きているときは劣化サインですので、早めに修理したほうがいいでしょう。

  • 釘の浮き
  • 棟板金の浮き・剝がれ
  • 棟板金の飛散

棟板金の浮き・剝がれ・飛散の原因は釘の浮きです。さまざまな理由が重なって釘が浮いてきますが、熱膨張が大きな原因といわれています。暑い夏場は太陽の熱を受けて棟板金の温度が上昇し、棟板金自体が膨張してしまうのです。その際に、貫板に固定されている熱が膨張し浮いてきてしまいます。逆に、夜は温度が下がり、浮いた釘を残したまま板金が収縮し元の大きさに戻るのです。このように、板金の収縮が繰り返されることによって、少しずつ釘の浮きがひどくなります。

3.屋根棟の修理方法や費用を紹介

ここでは、屋根棟の修理方法や費用を紹介します。

3-1.釘の打ち直し

釘が緩くなっていたり、棟板金自体が浮いていたりする場合は、釘の打ち直しで対応できます。屋根材を固定している釘がしっかりとしていれば、棟板金が剝がれることもありません。釘の打ち直しだけなら低費用で抑えることもできるでしょう。ただし、台風や地震などの自然災害で棟板金が割れたり剝がれたりした際は、部分的な交換だけでなく全面的な交換が必要になるケースもあります。

3-2.新しい棟瓦を積み直す・交換する

棟瓦の修理方法は、棟板金と異なります。棟瓦事態に損傷がなければ、並び方を整えて対処することになるでしょう。部分的に抜け落ちている場合は、新しい棟瓦を積み直すことで補修できます。破損している場合は、新しい棟瓦に交換する必要があるでしょう。そのほか、棟土が流出していたり、漆喰(しっくい)が劣化していたりする場合は、大がかりな工事が必要になるケースもあります。その場合は、古い棟土と漆喰を除去してから塗り固め直すことになるでしょう。

3-3.屋根全体のリフォーム

劣化状態がひどかったり、激しく損傷していたりする場合は、屋根全体をリフォームする必要があります。既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を取り付ける方法になるでしょう。特に、屋根のメンテナンスを長くしていなかった場合は、下地までもが激しく損傷している可能性があります。その場合は、全面的にリフォームする必要があるので、まずはリフォーム業者に屋根の状態をチェックしてもらいましょう。

3-4.修理費用は約25万~

屋根の状態によって異なりますが、修理費用は約25万円~です。棟瓦の場合、漆喰の補修で約25万円~、棟瓦の積み直しで約40万円~になるでしょう。棟板金の修理になると、施工範囲が12mで約30万円が修理費用の相場です。交換する板金の長さによっては修理費用が割高になる可能性もあります。具体的な費用に関しては、リフォーム業者に問い合わせて確認してください。

4.屋根棟の修理を依頼する際の注意点

ここでは、屋根棟の修理を依頼する際の注意点をいくつか紹介します。

4-1.修理前の現場確認が大事

修理を行う前に、しっかりと現場確認をしておかなければなりません。優良のリフォーム業者は、修理前に屋根調査を行うものです。きちんと屋根の状態を確認することで、どのような劣化が起きているのか、どのような方法で修理を行うべきかプランが立てられます。棟板金や棟瓦が剝がれた部分にブルーシートを貼ったり、防水テープなどで固定したりする方法がありますが、それらはあくまで応急処置です。また、自分で現場を確認するために、慣れていない人が屋根を登ると転倒してケガをする恐れがあるので注意してください。現場確認はプロの業者に任せましょう。

4-2.劣化症状は放置しない

「まだ大丈夫だから」と劣化症状を放置していると、雨漏りが発生することがあります。釘が浮いていたり、屋根材が劣化したりしている場合は、なるべく早めに対応してください。劣化症状を放置すればするほど、どんどん状態が悪化しては大がかりな修理になってしまいます。その結果、修理費用も割高になってしまうので、早めに対応したほうがいいでしょう。

4-3.棟板金の下地・貫板の材質に注意しよう

棟板金の修理を行う際は、下地・貫板の材質に注意が必要です。修理費用を安く抑えたいからと、棟板金の下地と貫板を安価な材質にしてしまうと、再び不具合が発生したり劣化しやすくなったりする恐れがあります。最近の棟板金はサビに強いガルバリウム鋼板でできており、SUSビスと呼ばれるステンレス製の釘が使われているケースがほとんどです。貫板は釘を固定するために必要ですが、昔から使われている木材では腐食が起きやすくなります。そのため、防腐処理された木材または樹脂製のプラスチック木材を使ってください。

4-4.リフォーム業者選びに要注意!

屋根材の修理はリフォーム業者へ依頼することになりますが、業者選びには注意が必要です。リフォーム業者を選ぶ際は、これまでどのようなリフォームを請け負ってきたのか、施工事例をチェックしましょう。屋根のリフォーム実績がある業者ほど、さまざまな状態に対応しているので安心して任せることができます。中には、施工不良を起こす悪徳業者が存在しているため、どういうリフォームを行っているか確認してから慎重に選びましょう。

5.低コストリフォームの藤ノ家

ここでは、トータルリフォームを行っている藤ノ家を紹介します。

5-1.ベストプランをご提案

藤ノ家では、どのようなリフォームをしたいのか、どのような悩みを抱いているのか詳しくカウンセリングしています。そして、お客様それぞれの希望を叶えるためのベストプランをご提案し見積もりを出しているのです。希望やリフォームの目的はお客様によって異なるからこそ、詳しく話をお聞きしベストプランを提案しています。現在、屋根のお悩みを抱えている方もぜひご相談ください。

5-2.小さなリフォームからトータルリフォームまで

部分リフォームやトータルリフォームまで、藤ノ家はあらゆる場所・内容のリフォームに対応しています。地元の静岡市を中心にリフォームを行っており、長い付き合いを大事にしているのも大きな特徴です。そのため、一般的なリフォーム業者のように間に入る業者の諸経費や人件費などの費用を上乗せすることもありません。他社よりも低価格でサービスを提供しております。

5-3.アフターサービスも充実している

藤ノ家では、アフターサービスも充実しています。工事が終わればそこでお付き合いが終了というわけではありません。工事完了後は半年・1年後に点検にお伺いし、不都合がある場合は無償で対応しております。工事後に異変を感じた際は、いつでもご連絡いただければすぐにお伺いしますのでご安心ください。

6.屋根棟の修理に関してよくある質問

屋根棟の修理に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.なぜ修理が必要なのか?
A.雨風の影響を受けやすい場所だからです。屋根棟は屋根の頂上にあるため、建物の中でも強風や雨の影響を大きく受けてしまうところがあります。つまり、損傷を起こしやすい場所だからこそ、こまめなメンテナンスが必要です。ダメージを受けた際は、なるべく早めに修理してください。

Q.工事期間はどのくらいになるのか?
A.屋根棟の劣化症状によって異なりますが、釘打ちで約半日~1日、貫板交換で約1~2日、棟板金交換で約2日~4日かかるでしょう。貫板の下にある防水シートがダメになっている場合は、防水シートも新しく交換する必要があるため、もっと工事期間がかかる可能性もあります。

Q.DIYで修理できるのか?
A.屋根に登って作業することになるため、慣れていない方は非常に危険です。素人の高所での作業は転倒して大ケガをするリスクがあります。万が一のことを考えて、DIYでは修理はしないようにしたほうがいいでしょう。また、素人によるDIYは、ほかのトラブルを見落としたり破損したりする恐れもあります。修理費用が余計にかかってしまうことになるのでDIYは避けましょう。

Q.火災保険は適用できるのか?
A.風災の場合は火災保険が適用できます。風災とは、台風・突風・竜巻・暴風といった自然災害のことです。これらが原因で屋根棟が破損したり飛散したりする場合は、火災保険が適用できます。ただし、損害が生じてから3年以内に保険金を請求しなければなりません。また、火災保険の内容によっては、修理費用が20万円以下の場合は適用できないケースもあるので注意してください。

Q.見積書を確認する際のポイントは?
A.きちんと現場確認をしてから見積書を作成しているかをチェックしてください。今現在どのような状態なのか正確に分からないと、適切な修理内容や費用が提案できないからです。中には、チラッと確認しただけで見積書を出す悪徳業者もあるので注意しましょう。また、見積書の内容に工程や具体的な作業内容が書いてあるかも確認が必要です。

まとめ

瓦がすべり落ちそうになったり、棟板金が浮いたり、漆喰が剝がれたりしている状態は、屋根棟の劣化サインです。できるだけ、早めに修理をしたほうがいいでしょう。放置すればするほど劣化状態が悪化してしまい、雨漏りが起こりやすくなってしまいます。正しい方法で修理するためには、実績のあるリフォーム業者に依頼することが大切です。実績や施工事例・スタッフの対応などを確認し、信用できるリフォーム業者を選んでくださいね。