リフォームのご近所挨拶はいつすれば良いの? トラブル防止のポイント


リフォームが決まった際、施工前にご近所挨拶をしておかなければなりません。事前のご近所挨拶はトラブルを避けるために必要なことです。けれども、どういうタイミングで挨拶をすればいいのか、何を伝えればいいのか悩んでいる方は多いでしょう。トラブルを防ぐためにも、リフォーム前のご近所挨拶におけるポイントを押さえておかなければなりません。

本記事では、リフォームのご近所挨拶におけるポイントなどを解説します。

  1. リフォーム前のご近所挨拶における基本
  2. リフォーム前にご近所挨拶をするメリット
  3. ご近所挨拶はどの範囲まで?
  4. リフォームにおける近隣トラブルの事例
  5. リフォームのご近所挨拶に関してよくある質問

この記事を読むことで、リフォーム前のご近所挨拶で伝えるべきことも分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.リフォーム前のご近所挨拶における基本

まずは、リフォーム前のご近所挨拶で押さえておきたい基本をチェックしておきましょう。

1-1.リフォーム前のご近所挨拶は1週間前

リフォーム前のご近所挨拶は、1週間前が理想だといわれています。近隣住民の都合もあるので、工事が始まる1週間前に済ませておくと安心だからです。工事直前の挨拶では、対応ができない近隣住民がいるかもしれません。そのため、近隣住民の都合も考慮した上で、余裕を持って挨拶を済ませましょう。

1-2.業者と一緒に挨拶したほうがいいのか?

優良業者のほとんどは、工事を始める前に近隣住民への挨拶を行っています。「業者が挨拶をしてくれるから自分はしなくて大丈夫」と考えてしまいがちですが、できれば業者と一緒に挨拶をしてください。そのほうが、好感を与えることができますし、近隣住民も安心できるからです。都合が合わず、業者と一緒に挨拶ができない場合は、別日にリフォームの施主自ら挨拶に行くことをおすすめします。

1-3.手土産は持参したほうがいい

2〜3日で終わるリフォームであれば挨拶だけでも構いませんが、工事期間が長くなる場合は手土産を持参したほうがいいでしょう。手土産を持参したほうが、好印象を持たれやすいメリットがあります。ただし、手土産の選択に注意しなければなりません。高価なものは相手が負担を感じてしまうため、菓子折りやタオル・洗剤といった消耗品で500〜1,000円ぐらいのものがおすすめです。

1-4.ご近所挨拶で伝えたいこと

リフォーム前のご近所挨拶で何を伝えるべきなのか悩んでいる方は多いでしょう。最低でも、以下の項目はご近所へ伝えておきたい内容です。

  • リフォームの工事期間と時間帯
  • リフォームの内容
  • 緊急連絡先(施主と業者の連絡先)

上記の3点は意識して伝えてください。リフォームの工事期間や時間帯・工事内容が分かれば、近隣住民も安心できます。また、何か起きたときのために、施主と業者の連絡先も伝えておきましょう。連絡先を伝えておけば、トラブルが起きたときにすぐに対応できます。

1-5.ご近所挨拶の例文を紹介

ご近所へ挨拶をするときに何をいえばいいのか分からない方は、下記の例文を参考にしてください。まずは、何のために訪れたのか伝えます。

  • 「今度リフォームをすることになり、ご挨拶に伺いました。」

次に、リフォーム内容や期間について説明しつつ、下記の言葉を添えましょう。

  • 「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。」
  • 「何か問題がありましたら、ご連絡いただけると幸いです。」

これらの言葉を挨拶の中に入れることで、好印象を与えることができます。たとえ、昔ながらの親しい関係だとしても、挨拶はきちんとしておきましょう。逆に、面識がない近隣住民と初めて対面する場合は、「お宅の東隣です」「白い家の者で……」などと分かりやすく説明することが大切です。

1-6.不在の場合は手紙を残す

近隣住民が不在の場合は、手紙をポストに投かんしましょう。不在時は何度も挨拶に伺うのがベストですが、前日になっても不在の場合は手紙でリフォームの旨を伝えます。また、手紙の文面はシンプルにまとめるのがベストです。前述したように、リフォームの工事期間・時間帯・工事の内容・緊急連絡先は必ず記載します。手紙を投かんしたあとに顔を合わせることがあれば、口頭でも簡単に挨拶をしておいたほうがなおいいでしょう。

2.リフォーム前にご近所挨拶をするメリット

ここでは、リフォーム前にご近所挨拶をするメリットを解説します。

2-1.近隣住民とのトラブルが回避できる

リフォーム前にご近所へ挨拶をすることで、トラブルが回避できるでしょう。リフォームでは、近隣住民とトラブルになることがあります。特に、多いのが騒音トラブルでしょう。住宅が密集している地域では、リフォームの音が響き渡りやすくなっています。施主にとっては気にならない音だとしても、近隣住民にとっては騒音に感じるケースもあるのです。だからこそ、トラブルを回避するためにも、事前の挨拶が必要となります。また、外で近隣住民と会ったときには、「いつもうるさくてすみません」と一言伝えるだけでも印象がよくなるでしょう。

2-2.駐車問題でトラブルにならない

駐車問題が回避できるのも、事前にご近所挨拶をするメリットです。工事中、リフォーム業者の大きなトラックが道路の邪魔になってしまうことがあります。何の説明もなく、いつも使っている道路が大きな車で埋め尽くされていると通れなくなりますし、日常生活に不便を感じるでしょう。場合によっては自分の家なのに駐車できないというケースもあります。駐車問題から近隣住民との関係が悪化してしまう心配もあるため、事前の挨拶で伝えておかなければなりません。また、なるべく近隣住民の迷惑にならないよう、車をどこに止めてもらうか指定しておくなどリフォーム業者との確認が必要です。

2-3.トラブルが起きてもすぐに対処できる

リフォーム前にご近所へ挨拶を済ませておくことで、万が一トラブルが起きたとしてもすぐに対処できます。逆に、挨拶をしないまま工事を始めてしまうと、トラブルが起きていることも気づかずに、そのまま進めてしまう恐れがあるでしょう。そうなると、近隣住民の不満も大きくなってしまいます。トラブルを避けたい・問題を大きくしたくないという方は、リフォーム前のご近所挨拶を徹底すべきです。

3.ご近所挨拶はどの範囲まで?

ここでは、ご近所挨拶の範囲について詳しく説明します。

3-1.両隣・向かい3軒・裏3軒が理想

リフォームの規模にもよりますが、ご近所挨拶の範囲は両隣・向かい3軒・裏3軒が理想だといわれています。リフォーム工事の影響を受けやすいお宅はもちろんのこと、斜め裏の家にも挨拶を済ませたほうがいいでしょう。自分の家からはよく見えない状況であったとしても、相手の家からは見えることがあります。そのため、近隣住民の立場になって挨拶まわりをすることが大切です。また、自治会のある地域では、工事期間が決められている可能性もあるので、事前に自治会長へ確認しておきましょう。

3-2.マンションは階段・エレベーター前の住民にも挨拶する

マンションの場合、上3軒・下3軒・両隣が挨拶の範囲となります。資材を運ぶためにエレベーターや階段を使うこともあるため、階段・エレベーターに面した部屋のお宅にも挨拶をしておくといいでしょう。また、戸建て住宅とは違い、マンション共有部分は勝手にリフォームできないことに注意しなければなりません。さらに、マンションには規約が細かく定められているため、工事日が決まったらすぐにマンションの住人へ工事を告知しなければならない場合があります。規約について分からないところがあれば、管理人や管理会社に尋ねて確認してください。

3-3.挨拶のタイミングは土日の午前中がベスト

リフォーム前のご近所挨拶は、土日の午前中がベストです。平日は仕事や家事で忙しい方が多いので、土日の午前中に挨拶へ伺いましょう。ただ、朝早くに伺うのはNGです。相手にとって迷惑のかからない時間帯を選んで挨拶をしてください。

4.リフォームにおける近隣トラブルの事例

ここでは、リフォームにおける近隣トラブルの事例と対策ポイントを紹介します。

4-1.騒音・悪臭などトラブルはさまざま

リフォームをする際、さまざまなトラブルを想定しなければなりません。一体どのようなトラブルが起きているのか、代表的なクレームをいくつかピックアップしました。

  • リフォームの工事音がうるさい
  • 塗料が飛散して家の壁や車が汚れている
  • 塗料の悪臭が気になって洗濯物が干せない
  • ホコリが思った以上に舞っている
  • 工事車両が家の前に無断で駐車されている
  • 工事車両が邪魔で車を出すことができない
  • 工事関係者の対応が悪い

中には、職人やリフォーム業者の対応が悪く、そこから近隣住民とのトラブルに発展した事例もあるので要注意です。

4-2.ご近所への配慮を徹底しているリフォーム業者を選ぶ

リフォームにおける近隣住民とのトラブルを防ぐためには、事前の挨拶だけでなく、安心して依頼できる業者を選ぶことも大切なポイントとなります。なるべく、ご近所への配慮を徹底しているリフォーム業者を選んでください。トラブルが起きないための配慮はもちろんのこと、トラブルが起きたときに何をしてくれるのか、業者が行っている対処法についても確認しましょう。

4-3.リフォーム業者選びのポイントをチェック!

どのリフォーム業者を選べばいいのか分からない方は、下記のポイントを参考にしてください。

  • リフォームの実績があるか
  • 施工事例がホームページ等に記載されているか
  • ご近所への配慮を徹底しているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • どのような質問でも分かりやすく説明してくれるか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 口コミや評判がいいか

上記のポイントを踏まえた上で、複数の業者を比較するといいでしょう。なお、静岡市のリフォーム会社「藤ノ家」では無料相談を受け付けています。リフォームでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

5.リフォームのご近所挨拶に関してよくある質問

リフォームのご近所挨拶に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.ご近所挨拶が必要になるリフォームとは?
A.主に、以下の3点に当てはまるリフォームは、工事前に挨拶をしたほうがいいケースです。

  • 工事中に騒音や振動が出る
  • 工事中に粉じん・細かいチリやホコリが出る
  • 工事の際、トラックの出入りが交通の妨げになる

基本的に、近隣住民へ迷惑をかける恐れがあるリフォームは、事前の挨拶が必要です。逆に、室内の小規模なリフォームであれば、挨拶をせずとも大丈夫でしょう。

Q.挨拶時の注意点は?
A.挨拶は手短に愛想よく行うことです。変に気をつかってしまいがちですが、気の利いたことをいう必要はありません。丁寧に分かりやすく説明することが大切ですので、簡潔に伝えたほうが先方も気をつかわずに済みます。また、ご近所に気難しい方がいる場合、そのこともリフォーム業者に伝えておいたほうがいいでしょう。不安に感じることをすべて業者と共有することで、ご近所とのトラブルを回避できます。

Q.クレームが来たときの対処法は?
A.こちらに非があれば、まずは謝罪することが大切です。そして、どのような内容のクレームなのか、なぜクレームが来たのかをしっかりと確認して業者と相談しましょう。解消できるものであればすぐに対処し、解消できない内容であればその旨をきちんと説明することが大切です。どちらにせよ、最初にお詫びの言葉をきちんと伝えてください。

Q.リフォーム完成後も挨拶は必要か?
A.できれば、リフォーム完成後も挨拶をしたほうがいいでしょう。「ご迷惑をおかけしました」と一言伝えるだけでも印象はよくなります。リフォームが無事に終わったことをお詫びの言葉と併せて伝えることで、今後のご近所関係も良好になるはずです。

Q.リフォーム業者に挨拶をお願いする場合の注意点は?
A.業者に任せきりにしないことが大切です。都合が合わずにリフォーム業者だけで挨拶を済ませたとしても、きちんと挨拶に行ってもらったのか確認してください。業者からの報告をしっかりと受けることが、近隣住民とのトラブルを防ぐポイントでもあります。

まとめ

リフォーム前のご近所挨拶は、トラブルを未然に防ぐためには必要なことです。施主から一言挨拶があるだけでも、近隣住民は安心できます。また、挨拶をするときは、リフォームの内容や工事期間・時間帯・緊急連絡先を必ず伝えましょう。どうしても挨拶まわりする時間が取れない場合は、リフォーム業者だけに挨拶を任せることになります。なるべく、ご近所へ配慮してくれるリフォーム業者に依頼することも大切なポイントです。