静岡市でリフォーム補助金を利用するには? リフォームを行う注意点も

静岡市でリフォームを検討しているものの、高額な費用や複雑な補助金の手続きに頭を悩ませていませんか?

この記事では、補助金を利用して予算を節約しながら理想のリフォームを実現する方法を具体的に解説します。

この記事を読むことで、リフォームで利用できる減税制度も分かります。静岡市でリフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

  1. リフォームで利用できる静岡市の補助金制度
  2. リフォームで利用できる減税制度
  3. リフォームを行う際の注意点
  4. リフォームに関してよくある質問

また、藤ノ家では静岡市の補助金を利用したリフォームの相談も受け付けています。手続きの不安やどのようなリフォームが可能かなど、あなたの疑問にお答えしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

1.リフォームで利用できる静岡市の補助金制度

最初に、リフォームで利用できる静岡市の補助金制度をチェックしておきましょう。

1-1.あんしん住まい助成制度

静岡市では、リフォームに対する支援をたくさん行っています。その中でも補助金制度として活用できるのが、あんしん住まい助成制度です。あんしん住まい助成制度とは、該当する方に対する住宅改修費を補助する制度となっており、静岡市障害者福祉課と高齢者福祉課が相談窓口となります。

トイレを和式から洋式にしたり、手すりをつけたり、浴室の深さを浅いものに替えたりするリフォームなどに適用可能です。なお、対象者・申し込み手続き・補助金額に関しては、下記を参考にしてください。

対象者

  • 65歳以上で介護保険の要介護認定または要支援認定を受けている方
  • ただし、上記のうち、同居または同居予定の家族・対象者を所得税上扶養している家族の前年所得税合計が397,000円以下の場合の方が対象となる

申し込み手続き

  1. 静岡市社会福祉協議会の「あんしん住まい相談」を受ける(事前に申し込みが必要)
  2. 相談日に必要なもの(住宅改造の見積書・住宅全体の平面図・予定箇所の写真・世帯全員の源泉徴収票等)を用意する
  3. 申請書を提出する際、建築に関する書類を用意する

補助金額

  • 補助の基準となる額:上限100万円(ただし、次の改修工事は限度あり/浴槽取替とそれに付随する浴室改修 限度55万円/便器取替とそれに付随するトイレ改修 限度40万円
  • 補助金額:補助基準額に該当する助成率を乗じて得た額(生活保護世帯は10/10など)

詳細は、こちら(自治体のホームページ)をご覧ください。

1-2.住んでよし しずおか木の家推進事業

しずおか優良木材などを使った木造住宅を取得する方や住宅をリフォームする方に適用できる補助金制度です。静岡県森林組合連合会が実施しており、しずおか優良木材認証審査会が認定した製品を使うことが条件となっています。助成金制度の条件に関しては、下記を参考にしてください。

共通の条件

  • 自らが居住するために、静岡県において住宅を取得もしくは住宅をリフォームすること
  • しずおか優良木材を使った部分の施工完了が3月8日までであること
  • 施工者は県内に事業所または営業所を有する建築業者等であること
  • 新築・増改築する住宅もしくはリフォームの設計者または施工者が「しずおか木の家推進事業者」であること
  • アンケートや住宅見学会開催に協力できること
  • 施工者の製品購入先が静岡県産材証明制度により産地を証明でき、かつ合法性を証明できる業者であること

新築・増改築の条件

  • しずおか優良木材等を4㎡以上使用すること
  • 補助金額は、しずおか優良木材等の使用割合が50%以上の場合は15,000円/㎡(上限30万円)とし、50%未満の場合は10,000/㎡(上限20万円)とする

リフォームの条件

  • 仕上げ材にしずおか優良木材等を10㎡以上使用すること
  • 補助金額は、3,500円/㎡(上限14万円)とする

そのほかの詳細や申し込み方法に関しては、静岡県森林組合連合会のホームページをチェックしてください。

1-3.静岡市空き家改修事業補助金(交付制度)

静岡市住宅政策課が窓口になっている補助金制度です。静岡市空き家情報バンクを利用し、売買契約を行った方に対して住宅改修費の一部が補助されます。補助対象と補助金額は下記のとおりです。

補助対象

  • 静岡市の空き情報バンクを利用し、売買契約が締結されたものであること
  • 自己の住居用に供さない部分について、自己用に供する目的で使用すること
  • 人の住居用に供する部分の延床面積が40㎡以上であること
  • 過去にこの補助金の交付を受けていない者であること
  • 所有者が個人であること
  • 購入した補助対象住宅に10年以上居住する予定であること
  • 補助金の交付時において、世帯員全員が納付すべき市民税を滞納していないこと
  • 暴力団員等でないこと

補助対象経費

  • 水道・ガスまたは電気設備の改修費
  • 台所・トイレまたは風呂の改修費
  • 内装・外装または屋根の改修費
  • 一部改築・増築および減築等の工事または修繕で建築基準法・そのほかの法令に違反しないものに要する経費

補助金額

  • 補助対象経費の3分の1

補助金額の上限

  • 子育て世帯:100万円
  • 県外からの移住者:100万円
  • 静岡市立地適正化計画で定める居住誘導区域に居住する場合:80万円
  • 上記以外:70万円

詳細は、こちら(自治体のホームページ)で確認してください。

2.リフォームで利用できる減税制度

ここでは、リフォームで利用できる減税制度を解説します。

2-1.介護リフォームは減税制度が利用可能

介護のためのリフォームを行う場合、減税制度が利用でき、所得税・固定資産税などが減税対象になる可能性があります。ただし、それぞれの税金ごとに、対象となる工事・税率などが異なるので注意が必要です。申請するためには、それぞれ必要な書類を準備しなければならないので、事前にチェックしておきましょう。

2-2.バリアフリー改修に関する特例措置

減税制度の例として、国土交通省が実施している「バリアフリー改修に関する特例措置」があります。性能向上リフォームを推進するための減税制度で、一定のバリアフリー改修工事をした場合、改修後居住を開始した年の所得税額が一定額控除される仕組みです。所得税(ローン型)の特例措置もあるので、詳細は国土交通省のホームページをチェックしてください。

2-3.減税制度を調べよう!

リフォームで減税制度の適用を受けるためには、まずどのような減税制度があるのか調べることが大切です。しかし、どこでどのように調べればいいのか分からずに右往左往している方は多いでしょう。そこで、おすすめしたいのがリフォームの減税制度が調べられる住宅リフォーム推進協議会の公式サイトです。ここでは、よくあるQ&Aがチェックできたり、減税制度の詳細を理解できたりすることが可能となっています。まずは情報を集め、知識を身につけることが、リフォームで補助金制度・減税制度を活用できるようになるポイントです。

3.リフォームを行う際の注意点

ここでは、リフォームを行う際の注意点を解説します。

3-1.リフォーム後に補助金がもらえる

補助金制度は、リフォーム後に補助金を受け取る流れとなっています。よく、リフォーム前に補助金を受け取れると勘違いしている方が多いので、その点は注意が必要です。補助金制度の適用を受けるためには、工事計画や図面など該当工事をした証明書・書類関係を提出しなければなりません。必要な書類はリフォーム後に施工業者からもらえる流れとなっているため、リフォーム後にそれらを提出し補助金を受け取ります。申請前に、補助金制度の申し込み方法や全体的な流れなどを確認しておきましょう。

3-2.申し込み期限が決まっている

補助金制度には、申し込み期限が決まっているので注意が必要です。補助金制度の適用条件に当てはまっていても、申し込み期限を過ぎてしまうと利用できなくなってしまいます。「期限を知らなかった」「いつの間にか期限が終わっていた」ということがないように、リフォームをする前に補助金制度の申し込み期限を確認しておきましょう。

3-3.リフォーム業者選びのポイント

補助金制度を利用して、リフォームをスムーズに進めるためには業者選びも注意しておきたいポイントです。補助金制度の中には、静岡市に営業所を構えている施工業者へ依頼することが申請条件になっているものもあります。静岡市の補助金制度を利用するためにも、なるべく地域密着型のリフォーム業者に依頼してください。また、補助金制度に関するアドバイスをもらえるかどうかも大切なポイントです。親身になって相談にのってくれたり、リフォーム実績のある業者であったりすればするほど、補助金制度に詳しい傾向があります。

3-4.リフォームなら藤ノ家へ

静岡市でリフォームや補助金制度でお悩みの方は、ぜひ藤ノ家にご相談ください。静岡市全域を中心にリフォームを行っている藤ノ家では、地域密着で50年の実績を持っています。キッチン・バスなど水まわりのリフォームから中古住宅のトータルリフォームまで幅広く対応可能です。大手リフォーム業者よりも2~3割安い低コスト・1人1人に最適なリフォームプランを提案・自然素材のリフォームに対応していることが強みでもあります。無料相談も受け付けていますので、ぜひ一度お問い合わせください。

4.リフォームに関してよくある質問

リフォームに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.補助金・助成制度以外にもリフォームの支援を受けることはできるのか?
A.静岡市では、リフォームに関する支援がほかにも用意されています。たとえば、地域材活用促進事業です。地域材の活用を目的とした支援で、木造住宅を建築する方に対して静岡市で伐採・製材された構造用の柱や土台などがプレゼントされます。そのほか、住宅の融資に対する支援などリフォーム以外にもさまざまな支援があるので、ぜひチェックしてみてください。

Q.併用できる補助金はあるのか?
A.補助金の内容によっては、併用できることもあります。補助金が併用できれば、リフォーム費用を最小限に抑えることができるでしょう。ただし、補助金を併用する場合は、それぞれの申し込み期限や条件・流れなどをしっかりと把握し、きちんと自分で理解しておかなければなりません。ごちゃごちゃになると訳が分からなくなるため、しっかりと把握しておくことが大切です。

Q.テレワーク対応の補助金制度はあるのか?
A.あります。働き方や住まい方の多様性に対応するため、新しい生活様式に対応したリフォームへの補助制度が実施中です。机の作り付け・スペースの確保・個室の確保といったテレワーク対応リフォームの条件などが細かく定められているため、事前に確認しておかなければなりません。新たなライフスタイル対応リフォームとしては、感染予防のための設備設置・内装変更などの工事が適応条件となります。

Q.介護保険でリフォーム費用を抑えることはできるのか?
A.可能です。要介護・要支援認定を受けた方なら、介護保険を利用して住宅改修費の支給を受けることができます。ただし、介護保険でリフォーム費用を抑える場合は、悪質な業者とのトラブルに注意しなければなりません。支給対象として不適切なリフォームを行ったために住宅改修費の支給が受けられなかったというトラブルが相次いでいます。そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、リフォーム業者選びが大切です。

Q.注意したほうがいいリフォーム業者の特徴は?
A.親身になって相談にのってくれない・スタッフの対応が悪い・見積書の内容が大ざっぱなリフォーム業者には注意したほうがいいでしょう。悪徳業者は対応が非常に悪く、質問しても適当にあしらわれる傾向があります。悪徳業者は悪い口コミや評判がついている可能性があるため、インターネットでそのリフォーム業者の評判をチェックしてみるといいでしょう。

まとめ

静岡市では、高齢者向けのリフォーム補助金制度があります。補助金制度が利用できる条件をクリアしなければなりませんが、適用できればリフォーム費用を抑えることができるでしょう。自分がどのようなリフォームの補助金制度や減税制度が利用できるのか、リフォーム業者と相談するのがおすすめです。経験と実績のあるリフォーム業者は、さまざまな相談にのってくれるでしょう。スムーズにリフォームを済ませるためにも、リフォーム業者選びが大切なポイントとなります。

なお、藤ノ家では無料相談を受け付けていますので、リフォームでお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。

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