屋根が雨漏りする原因は何? 応急処置や業者による修理方法も紹介!


屋根の雨漏りを発見したとき、どう対処すべきか迷う人は多いでしょう。「大雨が降ると雨漏りする」「天井にある雨漏りのシミが大きくなってきた」など、雨漏りの問題にはさまざまなものがあります。放置しておくと建物の劣化やカビの発生にもつながるため、できるだけ早く対処することが必要です。なぜ屋根の雨漏りが発生するのか、雨漏りを発見したときはどうしたらよいのか、この記事でご紹介したいと思います。

  1. 屋根の雨漏りについて
  2. 屋根の雨漏りを見つけたら、まずどうするのか?
  3. 屋根の雨漏りを修理する方法について
  4. 屋根の雨漏りに関するよくある質問

この記事を読むことで、屋根の雨漏りに対処する方法が分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.屋根の雨漏りについて

屋根の雨漏りについて、症状や原因、放置することの影響をまとめました。

1-1.シミや臭いで雨漏りを判断することも

天井から水が滴り落ちてくる場合は、すぐに雨漏りだと気づくことができます。しかし、「天井や壁紙にシミができる」「家の中がカビ臭く感じる」などの症状から、もっと早い段階で雨漏りに気づける場合もあるのです。雨漏りは早い段階で対処すれば被害も軽く済み、簡単な修理で改善できます。水が滴り落ちてくる前に、雨漏りのサインが発生していないかチェックしてみましょう。

1-2.屋根が雨漏りする原因は?

屋根が雨漏りする原因にはさまざまなものがありますが、特に多いのが以下の5つです。

  • 棟板金の浮き
  • 屋根材のひび割れ
  • 屋根材の浮き
  • 漆喰(しっくい)の崩れ
  • コーキングのはがれ

こうした症状は築10年を過ぎたころから起こりやすくなるため、定期的な点検が必要になってきます。

1-3.放置すると建物の劣化が進行する

屋根の雨漏りを放置しておくと、木造部分が腐敗し、建物の寿命が短くなってしまいます。雨漏りとして目で見えるようになるのは、建物の内部にその影響が及んでからです。つまり、雨漏りに気づいたときにはすでに木造部分が被害にあっており、腐食がすすんでいる可能性もあるということになります。また、腐食だけでなくシロアリの被害にあっていることも予想できるでしょう。対処が遅れれば遅れるほど、建物内部に及ぶ被害は大きくなると考えてください。

2.屋根の雨漏りを発見したら、まずどうするのか?

屋根の雨漏りに気づいたときは、当然何らかの対処が必要です。自分でできる応急処置方法や業者へ依頼すべき症状についてご紹介しましょう。

2-1.自分で対処するのは危険な場合も

雨漏りを発見したら、業者に依頼すると同時にある程度の応急処置をしておくことをおすすめします。ただし、場所や方法によっては自分で対処するのが危険な場合もあるため、十分注意してください。たとえば、自分で屋根の上に登ってクギを打ち直すような作業は大変危険です。屋根から落下する危険はもちろんのこと、屋根に穴を開けて雨漏りの被害をさらに大きくしてしまう可能性もあるでしょう。

2-2.自分でできる応急処置方法を紹介

天井から水が滴り落ちてきている場合は、まずその箇所の下に新聞紙を敷いてバケツを置き、床がぬれるのを防ぎましょう。そのほか、自分でできる応急処置方法には以下のようなものがあります。

2-2-1.屋根にブルーシートをかぶせる

雨漏りが起きている箇所を特定するのは難しいため、大きめのブルーシートを屋根にかぶせて広範囲に対処しましょう。防水テープやおもりなどで固定すれば、雨の浸入を防ぐことができます。

2-2-2.防水テープでふさぐ

雨の浸入口が特定できる場合は、防水テープを使ってふさぐ方法がおすすめです。そのまま貼るとすぐ粘着力がなくなってしまうため、ほこりや砂などを取り除き、アルコールで拭いて乾かしてから貼るようにしましょう。

2-3.早めに業者へ調査を依頼

自分で雨漏りを完全に修理するのは簡単ではありません。雨漏りが止まったと思ってもまた繰り返してしまう可能性が高いでしょう。やはり、早めに業者に連絡をして調査・修理をしてもらうのが一番です。何が原因でどこが雨漏りしているのか、しっかり調査してもらった上で修理を依頼しましょう。

3.屋根の雨漏りを修理する方法について

業者に依頼した場合の修理方法や工事の日数、費用相場などをまとめました。

3-1.雨漏り修理の方法を紹介

屋根の雨漏りを修理する方法には、以下のようなものがあります。

  • 屋根のふき替え:既存の屋根を取り除いて新しい屋根材に替える
  • 屋根の重ね張り:既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる
  • 締め直し工事:屋根材をはがして問題の部分を修繕し、はがした屋根材を再び取り付ける
  • 屋根の塗装:屋根材に塗装を施すことで雨漏り部分をカバーする工法。塗装の種類は「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」など
  • 棟板金工事:棟板金を取りはずし、新しい棟板金を取り付ける
  • 漆喰(しっくい)工事:瓦屋根の漆喰(しっくい)部分を修繕、または取り替える

3-2.調査の結果に基づいて修理方法を選ぶ必要がある

雨漏りの修理にどの方法を採用するかは、業者による調査の結果に基づいて決める必要があります。雨漏りの原因や問題の度合いをしっかりと確認した上で、必要な工事を行わなければならないのです。そのためにも、事前調査をしっかり行ってくれる良心的な業者を選ぶようにしましょう。

3-3.業者選びは慎重に行う

以下のポイントを参考にして慎重に業者選びをしてください。

  • 豊富な実績があるか
  • 雨漏りの原因をしっかり特定した上で工事の提案をしてくれるか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が明確か
  • 質問に対して丁寧に答えてくれるか

3-4.部分的な修理は1日程度、屋根全体だと1週間かかる

雨漏りの修理工事を依頼する上で、工事にかかる日数も把握しておくことが大切です。工事日数については、部分的な修理で済む場合は半日から1日程度で済みます。しかし、屋根全体の修繕や取り替えが必要になる場合は、1週間ほどかかることもあるでしょう。

3-5.費用相場も把握しておこう

雨漏り修理の工事にかかる費用相場は、修理方法によって異なります。たとえば、棟板金の浮きが原因で雨漏りしている場合、棟板金の撤去や交換にかかる費用相場は30万~100万円です。漆喰(しっくい)の塗り直しだと30万~80万円、スレートや瓦の交換には1枚につき1万~2万円程度かかるため、覚えておくとよいでしょう。

3-6.悪徳業者に注意!

屋根の雨漏り修理を行っている業者の中には、残念ながら悪徳業者も存在します。そのような業者を利用すると、高額な料金をだまし取られたりずさんな工事をされたりする可能性もあるため、注意が必要です。特に、突然家にやってきて無料点検をすすめてくる業者や、見積書の内容に不明確な点が多い業者などは利用しないようにしましょう。

4.屋根の雨漏りに関するよくある質問

「屋根の雨漏りに困っている」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.屋根の寿命は何年くらいですか?
A.屋根材の種類によっても大きく変わりますが、一般的に屋根の耐用年数は10年といわれています。最低でも10年ごとに点検やメンテナンスをしておくとよいでしょう。

Q.施工不良が原因で雨漏りが発生することもあるのですか?
A.作業員の経験不足や知識不足による施工不良、手抜き工事が原因で屋根が雨漏りを起こす場合もあります。

Q.雨漏りを放置すると家族の健康にも影響するというのは本当ですか?
A.雨漏りによって天井裏などに湿気がこもり、カビが生えやすくなります。カビはアレルギーやぜん息の原因になるため、そういった意味でも早めに対処する必要があるのです。

Q.屋根の雨漏りを調査する方法には、どのようなものがあるのでしょうか?
A.目視調査をはじめ、屋根に水をかけて雨漏りの再現を試みる散水調査を行うのが一般的です。そのほかにも、発光塗料を混ぜた検査液を流し込み、屋根裏から紫外線を当てて侵入口を特定する方法もあります。

Q.修理業者との間にトラブルが発生した場合、どこに相談すればよいでしょうか?
A.国民生活センターの窓口に相談してください。適切なアドバイスをもらえます。

まとめ

いかがでしたか? 屋根の雨漏りが発生する原因や応急処置方法、業者による修理方法などを詳しくご紹介しました。屋根の雨漏りは、放置しておくと大がかりな修繕が必要になります。雨漏りを発見したら自己判断をせず、業者に相談するのがおすすめです。ぜひこの記事を参考にして、雨漏りの問題を解決してください。