浴室暖房乾燥機が故障したらどうする? 修理・交換の判断基準を解説!

「浴室暖房乾燥機が故障したけど、どうすればよいのだろう」「浴室暖房乾燥機が故障した場合、修理すべきか交換すべきかの判断基準を知りたい」とお考えではありませんか? 浴室暖房乾燥機は高価なので、故障した場合に修理すべきか交換すべきか判断に迷うこともあるでしょう。それに、どこに・どんな方法で修理や交換を手配できるのかよく分からないこともありますよね。

そこで今回は、浴室暖房乾燥機の故障について詳しく解説しましょう。

  1. 浴室暖房乾燥機が故障する前兆にはどんなものがある?
  2. 修理か交換かの判断基準
  3. 浴室暖房乾燥機を修理する方法は?
  4. 浴室暖房乾燥機を交換する方法は?
  5. 浴室暖房乾燥機の修理・交換を業者に依頼する方法は?
  6. 浴室暖房乾燥機の故障に関するよくある質問

この記事を読むことで、浴室暖房機が故障したときの対応方法がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.浴室暖房乾燥機が故障する前兆にはどんなものがある?

最初に、浴室暖房乾燥機が故障する前兆としてどんな症状があるか具体的に見ていきましょう。

1-1.乾燥機能や暖房機能が正常に使えない

浴室暖房乾燥機の寿命が近づくと、乾燥機能や暖房機能が正常に使えなくなります。たとえば、浴室や洗濯ものの乾燥に時間がかかり過ぎる、浴室が十分に暖まらないなどです。普段よく使っている機能に不具合が出ると、使い勝手が大幅に下がってしまいます。乾燥機能や暖房機能がうまく働かないと感じたら、近々本格的に故障する可能性が高いと考えましょう。

1-2.異音・異臭がする

浴室暖房乾燥機が故障する前兆として、運転時に異音や異臭がすることがあるので注意してください。異音や異臭は、なんらかの異常が浴室暖房乾燥機に起きている証拠であり、速やかに対処する必要があります。主な原因は、内部部品の劣化などです。また、ホコリやゴミなどが浴室暖房乾燥機の内部に入り込んだことで、異音や異臭の原因になることがあります。場合によっては、ショートや漏電につながり大変危険です。異音や異臭を感じたら、速やかに浴室暖房乾燥機の使用を中止し、業者に相談してください。

1-3.突然電源が落ちることがある

突然電源が落ちることがあるのも、浴室暖房乾燥機が故障する前兆の一つです。主に電気系統の部品が寿命を迎えつつあるときに見られる症状になります。突然電源が落ちてしまうことが続けば、何度も電源を入れ直すことになり、正常に使えない状態が長く続いてとても不便です。

2.修理か交換かの判断基準

浴室暖房乾燥機が故障した場合、修理するか交換するかどんな基準で見極めるとよいか、詳しく見ていきましょう。

2-1.修理したほうがよい場合

浴室暖房乾燥機が故障した場合で、以下のようなケースは修理を検討するとよいでしょう。

  • 購入したばかりでメーカーもしくは販売店の保証期間内
  • メーカーに補修用部品の在庫があり、軽微な修理ですぐに対応できる
  • 修理費用が交換費用よりはるかに安い

2-2.交換したほうが良い場合

以下のような場合は、浴室暖房乾燥機を交換することがおすすめです。

  • 導入から10年以上経過している
  • メーカーに補修用部品の在庫がなく、修理費用が高いもしくは修理不可能
  • 浴室暖房乾燥機の性能や機能に不満がある

2-3.自分で判断できない場合は業者に相談する

修理すべきか交換すべきか判断に迷うときは、業者に相談してみましょう。信頼できる業者なら、納得できる理由を提示しながら分かりやすくアドバイスしてもらえるはずです。ただし、業者によっては、売り上げを確保したい一心で、何を相談しても交換が一番だと言い張るケースもあるので注意しましょう。たとえば、この記事の「5-1.信頼できる業者の選び方」を参考にして選んだ業者なら安心して相談できます。

3.浴室暖房乾燥機を修理する方法は?

浴室暖房乾燥機を修理する方法を、詳しく見ていきましょう。

3-1.軽い修理や調整で済む場合はその場で行う

浴室暖房乾燥機が故障した場合でも、軽い修理や調整で済む場合は、その場で対応することが多くなるでしょう。たとえば、補修用パーツの交換だけで対応可能だったり、軽微な補修だけで問題なく使えるようになったりする場合です。補修時間も短くて済み、数十分程度で完了することも多いでしょう。また、補修費用も数千円程度~と安価です。

3-2.大がかりな修理の場合は業者側で修理する

浴室暖房乾燥機の修理が大がかりになる場合は、いったん浴室暖房乾燥機を取り外し、業者が持ち帰って修理するのが一般的です。業者の持ち帰り修理になった場合、修理期間が数日におよんだり、修理費用が高く付いたりすることもあるでしょう。当然ながら、修理期間中は浴室暖房機がない状態になり、場合によっては浴室の利用に制限がかかることがあるので注意してください。

4.浴室暖房乾燥機を交換する方法は?

浴室暖房乾燥機を交換する方法や流れを、主な手順に沿って見ていきましょう。

4-1.浴室暖房乾燥機の周辺を養生する

最初に、浴室暖房乾燥器の周辺を養生します。浴室暖房乾燥機を取り外したり取り付けたりする際、浴室に傷を付けるなどの恐れがあるからです。一般的にはビニールシートで浴室を多い、養生テープで固定するなどの方法になるでしょう。信頼できる業者では、養生にも手を抜かず、丁寧に作業してもらえます。

4-2.古い浴室暖房乾燥機を取り外す

周辺の養生が終わったら、古い浴室暖房乾燥機を取り外します。大型の機種の場合は、スタッフが2人がかりで行うことになるのが一般的です。浴室暖房乾燥器の取り外しが終わったら、取り外した場所の汚れを掃除します。長年メンテナンスしていない場合などは、想定以上に汚れがたまっていることもあるでしょう。

4-3.新しい浴室暖房乾燥機を取り付ける

掃除が完了したら、新しい浴室暖房乾燥機を取り付けます。取り付けにかかる時間は、30分~1時間程度です。取り付けが完了したら、周辺の養生を取り除き、仕上げに掃除します。その後、業者と依頼者で作業内容を確認し、実際に新しい浴室暖房乾燥機を試運転させ、特に問題がなければ交換作業は完了です。

5.浴室暖房乾燥機の修理・交換を業者に依頼する方法は?

浴室暖房乾燥機の修理や交換を業者に依頼する方法について、詳しく解説します。

5-1.信頼できる業者の選び方

浴室暖房乾燥機の修理や交換は、以下のポイントを満たした業者に依頼すると安心です。

  • 浴室暖房乾燥機の修理・交換実績が豊富
  • 丁寧な作業や高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察や見積もりは無料
  • リーズナブルで分かりやすい料金システム
  • 都合のよい日時で作業してもらえる
  • スタッフが親切で丁寧な対応をしている
  • 顧客からの評判がよい
  • 保証やアフターサービスが充実している

なお、当藤ノ家でも、浴室暖房乾燥機の修理や交換をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。

5-2.浴室暖房乾燥機の修理や交換を業者に依頼する流れ

浴室暖房乾燥機の修理や交換を業者に依頼する場合、以下のような流れで進んでいきます。

  1. この記事の「5-1.信頼できる業者の選び方」を参考にして信頼できる業者を選ぶ
  2. 業者に浴室暖房乾燥機の故障について相談し現場視察や見積もりを依頼する
  3. 業者が依頼者の指定日時にやってきて現場視察を行う
  4. 業者が依頼者の要望や現場視察の結果を元に見積もりを出す
  5. 依頼者が見積もりをチェックして問題なければ正式に修理や交換を依頼する
  6. 業者が指定日時にやってきて浴室暖房乾燥機を修理・交換する

作業が終わったら業者・依頼者の両者が立ち会いし、作業内容を確認して完了

5-3.突然訪問・電話勧誘してくる業者は要注意

突然訪問してきたり、しつこく電話勧誘してきたりする業者には注意してください。最近は、浴室暖房乾燥機を導入する家が多くなったこともあり、悪質業者の参入も比例して増えています。悪質業者とうっかり契約してしまうと、法外に高い費用を請求される、作業前の養生が不十分で浴室に傷を付けられるなど、何かとトラブルに巻き込まれがちです。浴室暖房乾燥機の修理や交換は、信頼できる業者に依頼しましょう。

6.浴室暖房乾燥機の故障に関するよくある質問

最後に、浴室暖房乾燥機に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.浴室乾燥暖房機を長持ちさせるコツは?
A.以下のポイントに気を付けるとよいでしょう。

  • こまめにクリーニングする
  • 正しい使い方を守る
  • 長時間の連続使用を避ける
  • 不具合が出たらすぐに修理する

Q.浴室暖房乾燥機を15年以上特に問題なく使えているのですが?
A.現時点で問題なく使用できていても、部品の劣化は確実に進んでいます。そのため、いつ故障してもおかしくない状態だと考え、早めに買い替えを検討することがおすすめです。なお、15年以上使用している時点で、メーカーには補修部品の在庫が残っていないと想定されます。したがって、故障しても修理で対応するのは難しいでしょう。

Q.有名メーカー品の浴室暖房乾燥機なら長く使える?
A.一概に長く使えるとはいえません。確かに、有名メーカー品は設計がしっかりしており、部品の品質も高い傾向があります。しかし、使い方や使用環境によっては、想定しているより早く寿命を迎えることもあるでしょう。

Q.交換によって不要になった浴室暖房乾燥機の処分方法は?
A.多くの場合、交換と同時に業者に依頼して処分することが可能です。なお、業者によっては、交換費用に古い浴室暖房乾燥機の処分費用が含まれている場合と、オプション扱いになる場合に分かれるので、見積もりの際に確認しておくことをおすすめします。

Q.賃貸住宅の浴室暖房乾燥機が故障した場合は?
A.まずは、貸し主に報告してください。賃貸住宅の浴室暖房乾燥機は、貸し主に所有権があるからです。正常な使用範囲での故障なら、貸し主負担で修理もしくは交換してもらえることでしょう。なお、借り主の過失による故障は、借り主が修理代金もしくは交換代金を負担することになる可能性があります。

まとめ

今回は、浴室暖房乾燥機の故障について詳しく解説しました。浴室暖房乾燥機が故障すると、浴室がなかなか乾かない、カビが繁殖しやすくなるなどさまざまな症状が見られます。そのままでは不便なので、速やかに修理もしくは交換を検討しましょう。なお、故障した浴室暖房乾燥機の修理や交換は、信頼できる業者に依頼するのが基本です。この記事を参考にし、信頼できる業者を選んでよく相談してみてください。

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