キッチンリフォーム失敗例の紹介!ここから学ぶ成功のコツとポイント
キッチンリフォームの目的は、今の状態から少しでも使いやすさを追求することです。しかし、失敗例は案外と多いことをご存知でしょうか?
ここでは、キッチンリフォーム失敗例を紹介します。
- キッチンリフォームの失敗例
- アイランドキッチンの失敗例
- IHクッキングヒーターの失敗例
- ビルドイン食器洗い乾燥機の失敗例
- キッチンリフォームの失敗を防ぐには?
- キッチンリフォームのことなら藤ノ家へ
- キッチンリフォーム失敗例に関してよくある質問
この記事を読むことで、キッチンリフォームについての情報が分かります。紹介する失敗例を参考にして、これからのキッチンリフォームに生かしてください。
1.キッチンリフォームの失敗例
キッチンリフォームの主な失敗例をご紹介します。
1-1.キッチンが狭くなった
キッチンが狭くなった感じるにはいくつか状況の違いがあります。1つ1つ見ていきましょう。
1-1-1.調理スペースが狭くなった
これは、それまでの調理スペースのところにシンクを拡張したり、コンロを増やしたりしたことが原因です。それまで比較的広い調理スペースを有効利用しようと思っていたけれど、かえって使いづらくなります。
1-1-2.動きづらくなった
L字型やアイランドキッチンなどの形状を変えたときに、それまでの動線が変わり、思った以上に動きづらくなることがあります。
1-1-3.ゴミ箱を置けなくなった
意外に忘れがちなのが、ゴミ箱の存在です。キッチンリフォームしてから、ゴミ箱が動線のじゃまになってしまうこともあります。
1-2.高さが合わない
キッチンで作業するとき、高さはとても大切な要素です。理想の高さは「身長÷2+5cm」程度とされています。ですから、この高さから離れたキッチンの高さにしてしまうと、とても使いづらく感じられるでしょう。必ず身長に合わせて設計することが必要です。
1-3.暗くなった
キッチンを移動させたので、暗くなってしまったというケースがあります。もともと日当たりが良かった場合は、特に感じることが多いのです。
1-4.食洗機は使わない
キッチンリフォームの際には、食洗機を取り入れる方もいますが、実際には使わなかったと後悔する人もいます。手で洗う方が早い・そんなに食器が多くないことで、食洗機は必要ないと結論づけてしまうようです。食洗機の設置は、これからの生活スタイルを考えていくことが必要でしょう。
1-5.床下収納は使いにくい
キッチンには、収納が多いほうが良いと考える人は多いでしょう。そこで、床下に収納スペースを取ることがありますが、実際には、引き出しや棚の収納が使い勝手が良く、床下収納は使わなくなって、キッチンマットの下になってしまっているケースもあります。
1-6.頭上の収納は使いづらい
シンクの上・天井の収納戸棚で、リフォームを機会にたくさんの収納スペースを取る場合もあります。しかし、実際に使いづらく、使われない収納スペースになりがちです。
1-7.真っ白なキッチン
キッチンを真っ白で統一して、清潔感を出したいけれど、失敗だったと思っている人もいます。少し油が飛びはねただけですぐに汚れが目立ってしまうのです。こまめに掃除をすれば良いのですが、なかなか掃除ができなくて汚れが目立ちます。
1-8.ツルツルの床は逆効果
床の掃除がしやすいから表面がツルツルした床材にすることも多いでしょう。油料理では床に油がはねて、余計に滑るのです。結局、キッチンマットを敷くことで、床材がいつも見えない状態になってしまいます。
1-9.リフォームによる冷蔵庫問題
キッチンのレイアウトが変わり、冷蔵庫の位置が遠くなったり、使い勝手が悪くなったりする失敗例もあります。また、大きな冷蔵庫の場所を確保した上で、リフォームをすると、移動するとき・別のサイズの冷蔵庫に買い換えたときに、うまくはまらないことがあるのです。意外に多いキッチンリフォームによる冷蔵庫問題ですが、調理の動線と移動可能な場所に配置することが重要でしょう。
1-10.家電のコンセントが届かない
家電の置き場が変わったらコンセントが届かない場合もあります。キッチンの家電製品がたくさんありますので、使いやすい場所にコンセントがなくてはならないでしょう。リフォームのときに、コンセントのことは相談してください。
2.アイランドキッチンの失敗例
アイランド型のキッチンの形状は、スタイリッシュで、家族とコミュニケーションを取りやすく、人気です。しかし、実際に取り入れたけれど、思っていたことと違っていたと思うこともあります。
2-1.広いスペースが必要
キッチンの壁から離れてシンクや作業スペースがあります。両サイドから人の出入りができ、開放感はありますが、それだけ広いスペースが必要です。平均的なキッチンの広さは4.5畳になりますが、アイランドキッチンを設置する場合は6畳前後のスペースが必要になります。
2-2.キッチンが丸見え
アイランドキッチンはどちらかというと、「見せるキッチン」といえるでしょう。ということは、キッチンリフォームしたら丸見えになってしまうのです。
2-3.ニオイが広がりやすい
キッチン周りに壁がないアイランドキッチンは、リビングに湯気やニオイが拡散します。
2-4.収納スペースが少ない
壁面から独立しているので、収納スペースは少ないです。シンク下や背面に収納スペースを作るとなると、リフォーム価格が高額になります。
2-5.価格が高い
従来のキッチンよりも15~2倍の価格になる傾向があります。
3.IHクッキングヒーターの失敗例
キッチンリフォームの際にIHクッキングヒーターにする場合も多いです。火を使わないので安全性は高いですが、ガスのほうが良かったとの声も聞かれます。
3-1.掃除が面倒と感じられる
IHは表面がフラットなので、掃除しやすいといわれています。しかし、フライパンや鍋の底が汚いとIHが汚れて、目立ってしまうようです。毎回、調理器具外側の底をよく洗わなければいけないので、気を使う・ガスよりも面倒と感じる場合もあります。
3-2.IH対応の調理器具を揃える
基本的にIH対応の鍋・フライパンしか使えないので、これまで使い慣れた調理器具が使えないでしょう。中華鍋などは、IH非対応です。
3-3.電気容量が足りない
IH調理器は消費電力の大きいので、ブレーカーのアンペア容量を増やす必要があるでしょう。電気契約の変更や、配電盤の工事が必要がある場合もあります。特にマンションの場合は注意が必要でしょう。
3-4.光熱費のお得感はない
安全面などのメリットはありますが、高熱費は、ガスもIHも同じくらいだといわれています。
4.ビルドイン食器洗い乾燥機の失敗例
最近は、キッチンリフォームのパッケージプランでは、浄水器付き水栓金具・ビルトイン食器洗浄機・平型レンジフードなどがセットになっていることが多いです。その中で、食器洗浄機がビルトインになっていることで失敗したと感じている人もいます。
4-1.音が大きい
食器洗浄機の音が思ったよりうるさいようです。リビングにまで響く・夜はとても気になって、使えない場合もあります。
4-2.ビルトインだからこそ故障したら大変
故障して直れば良いのですが、メーカーの生産が終了してしまうと、違う機種に買い換えなければなりません。キッチンを統一してリフォームしたので、食洗機が別のものに変わることで統一感がなくなり、そこだけ浮いた感じになります。食洗機はあっても良いけれど、ビルトインである必要はないのです。
4-3.乾燥機能だけの使い方はNG
大容量のビルトイン食器食洗機は乾燥のときだけに使用する場合もあります。ところが、人も乾燥機能のみの使用では内部の汚れが流れず、イヤなニオイが発生することになるでしょう。
5.キッチンリフォームの失敗を防ぐには?
ここでは、キッチンリフォームの失敗を防ぐ方法について説明します。
5-1.不満点を洗い出す
今お使いのキッチンで何が不満なのかを書き出しましょう。たとえば、収納が少ない・シンクの高さが合っていないなどです。その不満点を解消できるためのキッチンリフォームを考えていきましょう。
5-2.リフォームの優先順位をつける
リフォームを考えるとき、どうしても予算が関係してきます。予算を気にしないときには、不満点をすべて解消できるキッチンリフォームが実現できるでしょう。しかし、限られた予算内でリフォームをするのなら、優先順位が高いものから実現するようにすることが重要です。どの部分を特に変えたいかを考えましょう。
5-3.全体像をイメージする
現在のキッチンの形状は多様です。壁付きキッチンと対面式キッチンがあり、対面キッチンもI型やL型があります。スペースとも関係しますが、有効活用もしたい・理想に近づきたいと全体像をイメージすることも大切です。そこで、すでにキッチンリフォームの施工例をいろいろ見てみましょう。
5-4.使いやすさを追求
全体像がイメージできたら、具体的な内容を決めていきます。そこで冷蔵庫とコンロ、シンクの3つを結ぶ作業動線をしっかりと固めていくのです。この距離が3~6mが動きやすく、理想とされています。イメージとしては、冷蔵庫からものを出す・シンクと調理台で準備をする・コンロで調理をすることがスムーズにできるかどうかです。また、料理をダイニングにもっていくことも考えて、キッチンの種類とレイアウトを考えましょう。
5-5.欲しい機能の導入
全体のキッチンレイアウトが決まったら、欲しい機能の導入を決めるのですが、ここでも優先順位をつけましょう。予算の関係もありますが、我が家に必要な機能なのかを考えます。便利だから・流行りだからと取り入れるのではなく、それぞれのメリット・デメリットもチェックしていきましょう。
6.キッチンリフォームのことなら藤ノ家へ
静岡市でトータルリフォーム施工を展開している藤ノ家は半世紀以上の多くのリフォーム実績を誇るリフォーム会社です。キッチンリフォームに関しては、専門的なアドバイスにも対応、安心して任せられます。
6-1.納得いくまで話せる
理想のリフォーム像を聞いて、少しでも近づけるよう専門的なアドバイスを伝えることができます。希望に添ったキッチンリフォームをすることが藤ノ家の願いです。
6-2.低価格での提供
中間業者が存在していないので、人件費や経費を削減可能です。他社よりも低価格でのリフォームができますので、見積もりをぜひ確認してみてください。
6-3.理念は「中古住宅を新築同様に」
藤ノ家は、住宅すべてのリフォームに対応しています。小さなリフォームから大掛かりなトータルリフォームまで、どのような内容にもしっかり対応可能です。
6-4.どんな相談にも対応
イメージ先行のリフォームをしっかりと現実味ある形にするのが藤ノ家の技術です。リフォームをお考えの方はぜひ相談してください。
7.キッチンリフォーム失敗例に関してよくある質問
キッチンリフォーム失敗例に関してよくある質問を5つピックアップしました。
Q.手狭なキッチンを開放感のあるキッチンリフォームできるか?
A.狭いキッチンの場合、増築する・出窓を設置する・高窓やトップライトなどで開放感のあるキッチンになります。キッチンに光が差し込むことで、開放感を味わうこともできるでしょう。
Q.キッチン収納にはどのようなものがあるか?
A.取り出しにくい奥に収納していたものはスライド式収納にする・上部の収納は昇降式にするなどのリフォームが可能です。また、収納のタイプは壁付き・間仕切り・家電収納などがあります。
Q.キッチンの場所を移動するには?
A.キッチンの移動は排水、排気の存在が重要になります。そこで、マンションなどの場合は排気ダクト位置を変更などで支障が出ることがあるのです。どの業者も現地を下見してから、的確な判断をします。
Q.キッチンの配列の種類があるか?
A.キッチンの配列は以下のとおりです。
- I型:ガス台・調理台・シンクが一列
- II型:ガス台などと調理台が2列
- L型:L字型にシンク・調理台・ガス台が並ぶ
- U型:U字型にシンク・調理台・ガス台が並ぶ
- アイランド型:離れ小島のように本体と離れ調理台がある
Q.システムキッチン取り付けに必要な費用は?
A.既存キッチンの取り外しでは処分費・解体費がかかります。そして、システムキッチン取り付けの際にはガス工事・水道工事費などが必要です。
まとめ
よくあるキッチンリフォームの失敗例は、必要ないリフォームまで依頼してしまったり、リフォーム業者選びにミスしたりするなどさまざまです。今回紹介した失敗例や成功させるコツを参考にしていただき、使いやすく快適なキッチンを実現させてください。