外壁塗装の耐久性について紹介! 寿命を延ばすメンテナンス方法は?

「外壁塗装の寿命は何年くらいなのか?」「外壁塗装を長持ちさせるために必要なメンテナンス方法がわからない」とお悩みではありませんか?

外壁塗装は見た目の美しさを維持するだけでなく、建物の寿命にも影響する重要なものです。できるだけ長持ちさせるためには、塗料選びや塗装後のメンテナンスにも注意しなければなりません。

この記事では、外壁塗装の寿命や耐久性の高い塗料の種類・塗装後に必要なメンテナンスについてご紹介します。

  1. 外壁塗装の寿命について
  2. 耐候性・耐久性の高い塗料の種類は?
  3. 外壁塗装後に必要なメンテナンスを紹介
  4. 外壁塗装に関するよくある質問

この記事を読むことで、外壁塗装のメンテナンスをおこなうタイミングや外壁塗装業者を選ぶ際の注意点などがわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.外壁塗装の寿命について

まずは、外壁塗装の寿命は何年で寿命を延ばすためにはどうすればよいのかを、耐久性の高い外壁塗料の特徴も含めてご紹介します。

1-1.一般的には10~20年が目安

外壁塗装の寿命は使用している塗料にもよりますが、平均すると10~20年が目安とされています。この年数を過ぎると外壁にさまざまな劣化症状が現れやすくなり、雨風や紫外線から建物を守るための機能が低下してしまうのです。ただし、10~20年というのはあくまでも目安であり、塗料だけでなく使用している外壁材や建物の立地条件によっても変わってきます。

1-2.寿命を延ばすポイントは?

外壁塗装の寿命を延ばすポイントの一つが、優良業者に施工を依頼することです。確かな知識と技術を持っている業者であれば、外壁塗装が長持ちするように施工してくれます。悪質な業者に依頼すると手抜き工事をされる可能性があり、施工してからわずか2~3年で外壁に劣化症状が現れることもあり得るでしょう。施工業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックすることをおすすめします。

  • 豊富な実績があるか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 許可や資格を取得しているか
  • 保険や保証の内容は充実しているか
  • 見積書に不明確な項目はないか

1-3.耐久性の高い塗料を選ぶことも大切

耐久性の高い塗料を選ぶことで外壁塗装を長持ちさせる方法もあります。耐久年数の高い塗料は価格も高額ですが、次の塗装までの間隔を延ばすことができるので長い目で見るとお得です。具体的にどのような種類の塗料があるかについては、次項でご紹介します。

2.耐候性・耐久性の高い塗料の種類は?

耐候性・耐久性の高い塗料には、以下のような種類があります。

2-1.フッ素塗料

塗料の主成分が合成樹脂で、その中にフッ素が含まれている塗料のことをフッ素塗料といいます。外壁との密着性に優れており、耐久年数は12~15年と長めなのが特徴です。また、光沢があるので外壁に使用すると新築のようにきれいな外観になります。親水性にも優れているので汚れにくい点もメリットです。

2-2.光触媒塗料

光触媒塗料にはセルフクリーニング効果があり、太陽の光に反応して汚れを分解します。分解された汚れは雨水によって洗い流されるため、メンテナンスの手間が少なくて済む点もメリットです。汚れが蓄積しにくいことで塗料の劣化速度も遅くなり、長持ちしやすくなっています。耐久年数は15~20年と、ほかの塗料と比較して長めです。

2-3.ラジカル塗料

ラジカル塗料はラジカル制御型の酸化チタンを活用した塗料のことで、耐久年数は10~15年程度といわれています。塗膜が劣化して起こるチョーキング現象を抑える効果があり、塗装時の光沢が持続することもメリットです。防汚性・防カビ性にも優れているため、外観のきれいさが長く続きます。

2-4.無機塗料

耐久年数が20年以上と、非常に優れた耐久性を持つ塗料として知られているのが無機塗料です。無機質は紫外線や雨の影響を受けにくく、カビやコケも生えにくいという特徴があります。樹脂成分に無機質が含まれているので耐候性が高く、いつまでもきれいな状態を保つことが可能です。

3.外壁塗装後に必要なメンテナンスを紹介

外壁塗装をできるだけ長持ちさせるために、塗装後に必要なメンテナンスについても確認しておきましょう。

3-1.外壁の掃除を定期的におこなう

外壁に汚れが付着しているとカビやコケ・藻などが発生する原因になり、外壁の劣化を早めることにつながります。定期的に掃除をして汚れを落とすことで、塗料が持つ防汚性や防水性などの性能を十分に発揮できるようになるのです。また、掃除の際に外壁の劣化状況もチェックできるため、業者への依頼が必要な状態になっていれば早めに気づくことができます。外壁の掃除をする際は、柔らかいスポンジと中性洗剤を使って優しくこすり洗いし、水をかけて洗い流しましょう。

3-2.業者による定期点検を受ける

外壁の劣化を放置すると症状が悪化し、寿命を縮める原因になってしまいます。自分では見つけることができない不具合を早期に発見するためにも、業者による定期点検を受けるのがおすすめです。ハウスメーカーや塗装業者が定期点検を実施してくれるケースが多いため、確認してみるとよいでしょう。

4.外壁塗装に関するよくある質問

「外壁塗装を依頼したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.外壁塗装の寿命が近づいているサインにはどのようなものがあるのでしょうか?
A.塗装面の膨れやはがれ・ひび割れ・カビやコケの発生・チョーキング現象などが挙げられます。

Q.外壁塗装工事の費用相場はどのようにして調べることができるのでしょうか?
A.複数の業者に無料見積もりを依頼し、内容を比較してみるのがおすすめです。そうすれば大まかな相場を把握することができるでしょう。

Q.見積書に「塗装作業一式」と記載され、内訳が書かれていません。このような業者には依頼しないほうがよいでしょうか?
A.このような見積書だと不必要な費用が上乗せされていてもわからないため、別の業者に依頼することをおすすめします。

Q.外壁のコーキング部分は何年くらいで寿命を迎えるのでしょうか?
A.一般的には5~10年といわれています。早ければ4年くらいでひび割れや剝離・欠落などの症状が現れることもあるでしょう。

Q.悪質な塗装業者に多い特徴を教えてください。
A.突然訪問してきて強引に工事を勧める・大幅な値引きを提示してくる・オリジナル塗料を勧めてくるなどの特徴があります。

まとめ

外壁塗装の寿命や塗装を長持ちさせるためのメンテナンス方法などを詳しくご紹介しました。静岡県で外壁塗装工事を検討されているなら、地域密着型の工務店藤ノ家にご相談ください。大手の業者より2~3割安い金額で、相談から施工・アフターフォローまでを自社で一貫して対応しています。ホームページから無料相談の申し込みができるので、ぜひチェックしてみてください。

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